月見光路のひかりコンサートに行ってきました。石垣を背景に光と音のコラボレーション
現在,金沢市内で行われているミュージアムウィークに併せて,しいのき迎賓館付近では,月見光路というイベントを行っています。金沢工業大学によるオブジェの展示+ライトアップ企画なのですが,ここ数年ずっと行っていますので,すっかり定着した感じです。その関連イベントとして,ライトアップされた緑地でダンスや音楽の演奏を行う「ひかりコンサート」が行われたので参加して来ました。
イベントは6日と7日の2晩連続で行われたのですが,私は7日の方に参加しました。登場したのは,エコール・ドゥ・ハナヨ・バレエの皆さんと金沢ブラスクインテットの皆さんでした。
バレエの方は非常に幻想的でした。傾斜地でしかも芝生の上ということでかなり踊りにくかったと思うのですが,白い衣装からして,ギリシャ神話などに出てきそうな独特のムードを出していました。この場所で本格的なバレエをやってみても面白いかも,と思いました。
金沢ブラスクインテットの方は,OEKのトランペット奏者藤井幹人さんを中心とした金管5重奏で,サウンド・オブ・ミュージックの曲などが演奏されました。この場所での管楽器の演奏といえば,ラ・フォル・ジュルネ金沢の吹奏楽の日を思い出しますが,ライトアップされた中で聞く金管楽器にも違った味わいがあります。映画「サウンド・オブ・ミュージック」の最後の方で,夜の野外ステージでエーデルワイスなどを歌うシーンがありますが,その雰囲気などを思い出しました。
演奏の合間には多彩なオブジェを夜桜見物のように楽しみました。暗闇で光を見ると安心感を感じます。少々寒いぐらいでしたが,金沢の初秋の名物イベントになったように感じました。
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