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2012/12/19

OEK室内楽シリーズもっとカンタービレ,今回は16人編成の管楽アンサンブル。R.シュトラウス:楽しい仕事場はソナチネらしからぬ大作。アルプスに登ったような爽快な気分 #oekjp

今日の金沢は,雪が少々積もっていたのですが,その中,オーケストラ・アンサンブル金沢室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」を聞いてきました。今回は,「16の管楽器によるめずらしい合奏曲 木管アンサンブルの世界
演奏」ということで,OEKの管楽器メンバー+αの皆さん(実は+αの人数が多いぐらいでしたが)による管楽アンサンブルでした。

今回の目玉は,滅多に演奏されない管楽アンサンブルの大曲,R.シュトラウスのソナチネ第2番「楽しい仕事場」でした。ソナチネと言いながら,30分以上かかるというのがまず面白いのですが,管楽器ばかり16人という編成もかなり珍しいと思います。楽器編成は,フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴットの2管編成に加え,C管クラリネット,コントラファゴット,バセットホルン,バスクラリネット,ホルン4という編成です。

これだけいろいろな木管楽器が勢ぞろいする曲も珍しいと思います。音色の方も素晴らしく,聞いた瞬間,「R.シュトラウスだ!」と感じさせるような輝かしさがありました。プレトークでオーボエの加納さん(この曲を提案されたそうです)がおっしゃられていたとおり,同じモチーフが繰り返し出てくるようなところがあり,その繰り返しを色々な楽器で受け渡ししたり,対話したりしているうちに,大きな山に登ってしまった,というような趣きがありました。最終楽章などは,空気の良いアルプスの山頂に登って良い眺めを眺めているような(想像で書いているのですが)気分でした。これだけ長い曲ですので,演奏直後は「お疲れさまでした!」と言いたくなりました。

曲の雰囲気としては,シュトラウスのオーボエ協奏曲と雰囲気が似た部分がある気がしました。滅多に演奏されない,隠れた名作をじっくりと楽しむことができました。

前半に演奏されたモーツァルトの管楽アンサンブルの作品は,R.シュトラウスの作品との取り合わせが良く,演奏会全体としてのバランスも良いと思いました。特にクラリネットとバセットホルンだけのアンサンブルで演奏されたアダージョは,晩年のモーツァルト的な雰囲気たっぷりで,とても味わいの深い曲でした。

外の寒さにも負けずお客さんもかなり入っており,このシリーズもすっかり定着したと感じました。OEKメンバーの声を聞けるのも良いですね。次回の「小編成による くるみ割り人形」も,とても楽しみです。

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