OEKのCD

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2012年5月20日 - 2012年5月26日

2012/05/25

下野竜也指揮OEK.今回は石川県立音楽堂ではなく小松定期へ。ガボール・タルケヴィさんのトランペットの高貴な音に浸りました。ハイドン,ボッケリーニの交響曲もさすが下野さんという充実感 #oekjp

昨日のOEKの定期公演には行けなかったのですが,何としても聞きたいと思い,今日は車で小松に行って,「小松定期」の方を聞いてきました。登場したのは昨日と同じく,下野竜也さんとベルリン・フィルの首席トランペット奏者のガボール・タルケヴィさんでした。プログラムも同じでした。

こまつ芸術劇場うらら大ホールでOEKを聞くのは初めてのことでしたが,とても音がクリアに聞こえ,「時にはこちらで聞くのも良いかな」と思いました。石川県立音楽堂の邦楽ホールとちょっと似た作りで(ちょうちんもついています),音楽堂ほど残響はありませんが,「歌舞伎仕様」らしく,2階席からでもステージが非常に近く見えるホールです。せっかくなので,2階の桟敷席に座ってみました。靴を脱いで座布団の上に座って,クラシック音楽を聞く,というのは,結構,ハイドン時代の音楽にはぴったりな気もしました。

この日のプログラムは,ボッケリーニの交響曲「悪魔の家」で始まった後,バロック~古典派のトランペット協奏曲が2曲。最後にハイドンの交響曲第55番(「校長先生」というニックネームがついています)で締める構成でした。有名曲はなかったのですが,同時代の音楽がシンメトリカルに並んでおり,OEKらしさがしっかり味わえるプログラムとなっていました。

この日は何と言ってもガボール・タルケヴィさんのトランペットが聞きものでした。両方とも地味目の作品でしたが,タルケヴィさんの音が加わると,音楽の生気がさらに一ランク上に上がる感じで,パッと雰囲気が明るくなりました。タルケヴヴィさんの音は,スカッと耳に飛び込んでくる鮮やかな音色なのですが,全くうるさくはありませんでした。高貴で柔らかな印象を残してくれる素晴らしい演奏でした。この日は地元の吹奏楽部らしい中高生が大勢聞きに来ていましたが,「トランペットの神さま」と感じたのではないかと思います。

協奏曲以外の2曲も地味目の曲でしたが,下野さんの指揮で聞くと非常にしっかりとした音楽として響いていました。ボッケリーニの「悪魔の家」は,岩城宏之さんのエッセーの中に「地下鉄サリン事件の頃,ニュースなどで使われていた曲」として紹介されている曲です。ただし,それほどオドロオドロしくはなく,最終楽章の後半などは,ヴィヴァルディの音楽を思わせるような爽快さがありました。下野さんは,いつもしっかりした響きをオーケストラから引き出してくれるので,切れ味の良さとちょっと重みのある充実感を同時に感じさせてくれました。

最後に演奏されたハイドンの「校長先生」も初めて聞く曲でしたが,こちらの方も慌てず騒がず,実に立派で暖かみのある「校長先生」像を伝えてくれました。このところ,個人的に,やや疲れ気味だったのですが,じっくりと生でハイドンの交響曲を味わうというのは良いものだと改めて感じました。体に染みわたるようなハイドンでした。元気が出てきました。

アンコールは,考えてみれば「この曲しかない」というボッケリーニのメヌエットが演奏されました。たっぷりとリラックスした雰囲気で演奏会を締めてくれました。

演奏後は,小松でもサイン会を行っていましたが,中高生が沢山列に並んでおり,どこかのどかな雰囲気がありました。昨晩の石川県立音楽堂の方も充実した演奏だったと思いますが,小松の「ふだん着風」定期公演もなかなかいい感じだなと思いました。機会があれば,また聞きに来たいと思います。

2012/05/24

OEK室内オペラシリーズ,今年はパーセルの「ディド&エネアス」とバッハの「コーヒーカンタータ」の2本立て。7月7~8日 #oekjp

石川県立邦楽ホールで毎年行われている,OEK室内オペラシリーズですが,今年は,パーセルの「ディド&エネアス」とバッハの「コーヒーカンタータ」 の2本立てで,7月7日と8日に2日連続で行われます。

バロック時代のオペラが上演されるのは,数年前の「オルフェオ」以来です。バッハの「コーヒー・カンタータ」の方はオペラではありませんが,「ほとんどオペラのようなもの」といった演劇的な作品なので,どういう形で上演されるのかも楽しみです。

登場する歌手は,地元でお馴染みの方が中心ですが,オルフェオの時以来となる牧野正人さんも登場します。
チラシによると,SS席では「コーヒー付き」と書いてありますが,これもなかなか洒落ています。

今年度の「OEK室内楽シリーズ:もっとカンタービレ」シリーズは入場料が値上り。ただし,内容は充実 #oekjp

今年度のOEK室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」の金額ですが,昨年度までよりは,値上りしていますのでご注意ください。昨年までは6回券=6000円でしたが,今年は6回券=9000円となっています。1回ごとの金額は2000円です。

ただし,それに比例するように内容が充実していると思います。OEKメンバー以外のアーティストが多数参加していますので,2000円でも「十分安い」のではないかと思います。

5月31日の宮川彬良さん,8月21日のIMA講師(神尾真由子さんも登場),10月30日の「兵士の物語」の風李一成さん,2月24日のエコール・ドゥ・ハナヨ・バレエ,そして,3月4日のエンリコ・オノフリさん。12月19日だけはOEK単独ですが,それ以外は外部アーティストが続々登場します。

なお,8月21日のIMA講師陣による室内楽公演は,メンデルスゾーンの八重奏曲とシューベルトの「ます」の組み合わせで,邦楽ホールで行われます。個人的に,八重奏曲が特に楽しみです。

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