OEKのCD

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2012年5月27日 - 2012年6月2日

2012/05/31

もっとカンタ―ビレ今年度第1回は,宮川彬さん&OEKメンバーによるリアル"クインテット”(合計7人でしたが)!誰もが楽しめる,癖になりそうな楽しさ。OEK雑唱団もデビュー! #oekjp

今晩は,今年度第1回の「もっとカンタービレ」シリーズを聞いてきました。今年度のこのシリーズの企画は,いろいろと凝っています。今回は,ファンタジー定期公演ではお馴染みの宮川彬さんがピアニストとして登場し,NHKのE-TVの音楽番組「クインテット」の音楽をそのまま実際に演奏するという新しい試みでした。個人的には,もう少しお客さんが入っていても良いのに...とは思いましたが,今回の試みは大成功で,子供から大人まで,だれもが全くストレスなく楽しめるような素敵な演奏会になりました。

番組名は「クインテット(五重奏)」ですが,実際には宮川さんを入れて7名編成による室内楽の演奏会でした。ヴァイオリン,チェロ,コントラバス,クラリネット,トランペット,打楽器,そしてピアノという編成は,なかなか効率的な編成で,オリジナルのオーケストラ曲を違和感なく,ただし,ものすごくコンパクトに再現していました。特に前半に演奏された「動物の謝肉祭」の「化石」などはオリジナルに近い雰囲気でした。

間に挟まれた宮川さんのトークも冴えていました。子供の時のピアノのびおけいこの話がブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」につながったり,疲れたお父さんの話が運動会へ,そして「トランペット吹きの休日」につながる...と大人が聞いても楽しめる演奏とトークでした。交流ホールで聞くには本当にぴったりの企画で,宮川さんとOEKメンバーのキャラクターを非常に身近に感じることのできる内容でした。

それぞれの曲が,「クインテットの番組の都合」で,3分程度に圧縮されているのですが,小編成で聞くと,それが予想以上にぴったりと決まっており,どこか洒落たムードさえ漂わせていました。聞いていて全然疲れないので,誰が聞いても楽しめる内容になっていたと思います。

この日いちばんの「目玉」は,後半最初のコーナーで演奏された,宮川さんによる「オリジナル・ソング」コーナーだったと思います。メンバー紹介を兼ねて,OEKメンバーが一人ずつ呼び出された後,宮川さんのピアノ伴奏にあわせて,「ただいま考え中」という曲を6人で合唱しました。「OEK雑唱団(宮川さんのネーミングです)」のデビューコンサートとなりました。

この曲は「ただいま考え中」という歌詞を何回何回も繰り返すだけ(ほとんど)なので,「私にも歌えそう」という曲でしたが,お馴染みのメンバーが楽しげに歌っている姿を見るだけで,OEKファンとしては嬉しくなりました(ヤングさんが特に楽しげでしたね。)。OEKメンバーが「歌う」というのは,滅多に聞けないことですので,この日のお客さんは大喜びでした。OEKのメンバーは,個人レベルで金沢市民に溶け込んできていますので,今回のような「楽しい室内楽公演」というのは,OEKメンバーとファンの距離をさらに縮める意味でも良いことです。「OEK雑唱団」の活躍には今後も期待したいと思います。

今回の公演は,「NHKの「クインテット」の番組は終了してしまったけれども,そこで作られた曲は残したい」という思いで企画されたコンサートとのことです(それが石川県で実現したのは嬉しいことです)。その意図はピタリ当りました。是非是非,再演をしてほしいと思います(ネタはまだまだありそう)。このスタイルで石川県を中心にいろいろ回ってみたいというアイデアも発表されていましたが,きっと喜ばれることと思います。NHK金沢放送局とタイアップして,「実写版クインテット」としてテレビ中継しても面白いかもと思ったりしました。

というわけで,聞いているうちに,色々と楽しい企画が沸き上がってきそうな楽しい公演でした。

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