OEKのCD

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2012年6月24日 - 2012年6月30日

2012/06/29

久石 譲&OEK ファンタスティック・クラシカルコンサート。大人のクラシック音楽を聞いてきました。#oekjp

今日はOEK定期公演F(今後はファンタステッィック・クラシカルコンサートという名称になるようですが)を聞いてきました。指揮は,スタジオ・ジブリの映画音楽などで有名な久石譲さんでした。

ファンタジーシリーズなので,当初は久石さんの自作自演特集かと思っていたのですが,しっかり見てみると,シューマンのチェロ協奏曲とブラームスの交響曲第4番という非常にオーソドックスで落ち着いた雰囲気のプログラムでした。OEKがブラームスの交響曲第4番を演奏する機会は多くありませんので,今回は久石さんがどういうブラームスを聞かせてくれるのかを聞きに出かけてきました。

この曲を聞いた印象ですが...正直なところ久石さんらしさは,あまり強く感じることはできませんでした。どちらかというと,久石さんの指揮を盛りたてようとする,OEKメンバーの個人技の方に注目してしまいました。例えば,ブラームスの4番といえば,最終楽章のフルートの独奏が有名ですが,岡本さんのじっくりと聞かせるソロをしっかり楽しむことができました。弦楽器は通常よりも増強していましたが,すっきりとした艶のある音はいつもどおりでした。

第3楽章の軽快な雰囲気はなかなか良かったのですが,第1楽章や第2楽章の終盤などは,「ここはもう少しグッと踏みこんでほしいな」というところが,サラリとしていたり,ソコソコの盛り上がりという感じになっていたのが,やや物足りないところでした。

前半のシューマンのチェロ協奏曲は,久石さんとも親交のある,OEKの首席チェロ奏者のおなじみルドヴィート・カンタさんが独奏者として登場しました。第1楽章冒頭部から,はかなく優しげな雰囲気のカンタ節を堪能させてくれました。久石さん指揮OEKの演奏はややテンポが重い感じはしましたが,カンタさんに寄り添うようなサポートをしていました。

この曲の後,アンコールとして久石さんのピアノとカンタさんのチェロで久石さんの映画音楽が2曲演奏されました。やはり,こちらの方に久石さんの本領は発揮されていたと思いました。カンタさんのチェロのほのかに甘い音も,久石さんの音楽にぴったりでした。最初に演奏された久石さん編曲によるヴィヴァルディのラ・フォリアも途中にティンパニや打楽器が入ったり,一ひねりされたバロック音楽の世界を楽しませてくれました。

というわけで,個人的には,やはり久石さんの自作または編曲作品をもっと聞きたかった,というのが正直なところです。ただし,この日のお客さんですが,非常に若い人が多かったですね。私の居た3階席には,大学生風のお客さんが大勢いました。こういう光景を見ていると,今回の演奏会がきっかけで,クラシック音楽の演奏会に興味を持つ人も大勢出てくるのではないかと思いました。

次回,久石さんがOEKの指揮台に登場する時には,是非,OEK用のオリジナル作品を作ってもらい,それを披露して欲しいものです。カンタさんだけではなく,OEKメンバーとの室内楽というのも面白いのではないかと思います。

2012/06/24

今日は小松シティ・フィルハーモニック第7回サマーコンサートへ。ドラゴンクエストIIIをしっかり聞いてきました。

今日の午後からは,OEKメンバーによる「ふだん着ティータイムコンサート」,若手ピアニストニュウ・ニュウ(牛牛)のリサイタルなどいろいろと選択肢はあったのですが,小松シティ・フィルハーモニックのサマーコンサートに行くことにしました。

小松シティ・フィルハーモニックの定期公演については,毎年行きたいと思っているのですが,毎回,OEKと石川県学生オーケストラの合同演奏会と重なってしまうので行けずに残念に思っていました。その代わりというわけでもないのですが,今回は,テレビゲーム「ドラゴンクエスト」の音楽を一気に演奏するということもあるので,金沢から1時間ほどドライブをして聞きに行くことにしました。

コンサートが行われたのは,小松市の第一コミュニティーセンターという大きめの公民館といった施設でした。オーケストラの皆さんはここで毎週練習されているようで,この地域の皆さんへの感謝を込めての演奏会という意味もあったようです。

まず,「ジューンブライド」にちなんでメンデルスゾーンの結婚行進曲が演奏された後,室内楽のコーナーになりました。木管五重奏とコントラバス四重奏(この編成で聞くのは初めてでした)で数曲演奏されましたが,司会進行の方とメンバーのやり取りがとてもアットホームで楽しく,各楽器とメンバーへの親しみが増しました。前半最後は,アルビノーニの2本のオーボエのための協奏曲の一部が演奏されました。こちらの方も,オーボエ2本の絡み合いがとてもアットホームでリラックスして楽しむことができました。

後半の最初は,指揮者体験コーナーがあり,前半最初に演奏された,結婚行進曲を4人の子供たちが指揮しました(金沢の「ふだん着ティータイムコンサート」でもほぼ同時間にやっていたのではないでしょうか。)。テンポが重くなってしまうのが微笑ましかったのですが,最後になるほど,「いい感じ」のテンポになってきたようです。

その後,この日のメインの,すぎやまこういち作曲の「ドラゴンクエストIII」の音楽から10曲演奏されました。実は,私自身,このゲームを全くやったことはないのですが,さすがにテーマ曲ぐらいは聞いたことがあります。通常はテレビから音楽が流れてくるのですが,それを交響組曲の形に編曲したものが今回演奏されました。メンバーにこの音楽の熱烈なファンがいたこともあり,今回,選曲されたとのことです。演奏前,お客さんに尋ねた感じでも,かなり多くのお客さんが「聞いたことある」「やったことある」と挙手していましたので,選曲は「当たった」のではないかと思います。

すぎやまさんの音楽は,全体にとても前向きで,健全な感じがするので,聞いていて気持ち良さを感じました。ゲームをやってことのない私でもイメージを広げることができましたが,これは曲の合間に曲についての説明があったからです。最後の2曲では「朝からやっているのでバテバテです」とおっしゃられていましたが(トランペットとかパーカッションとかが特に大変そう),それが,自然な悲壮感(?)となって,音楽の迫力を増していました。ただ,後半はトークを入れると1時間以上かかっていたので,少々疲れました。

今回の演奏会では,その他にもいろいろと「小ネタ」が随所に仕込まれていたり,オーケストラの雰囲気の良さがしっかりと伝わってきました。来年の定期演奏会は,2月3日(日)(「ローマの松」(聞いてみたい)ほか)と予告されていましたが,こちらの方も楽しみです。

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