OEKのCD

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 2012年8月19日 - 2012年8月25日 | トップページ | 2012年9月2日 - 2012年9月8日 »

2012年8月26日 - 2012年9月1日

2012/08/30

夏休みも終盤。久しぶりに雨の降った金沢。21世紀美術館でジャスミン・チョイさんの瑞々しくも華麗なフルートを聞いて生き返りました。 #oekjp

本日は夏休みでお休みでした。久しぶりに金沢では雨が降りましたが,その分,結構蒸し暑くなり,昼食後はぐったりとしていたのですが,21世紀美術館で行っている,「井上道義&OEK21世紀美術館シリーズ」をやっていたのを思い出し,出かけてきました。

このシリーズのネーミングには「OEK」と入っているのですが,毎回,メンバーが出演するわけではなく,今回も井上道義さんがナビゲーター役で登場しているだけでした。今回は韓国のフルート奏者で,今シーズンからウィーン交響楽団の首席フルート奏者になるという若手フルーティスト,ジャスミン・チョイさんが登場しました。

ジャスミンさんは,K-POPの女性アイドルを思わせるようなファッショナブルな雰囲気の方でしたが,演奏の方も素晴らしく,全身からアートの雰囲気を発散されているような方でした。ジャスミンさんは,まず,ドビュッシーのシランクスを吹きながら登場しました。音量が豊かで,美術館の中の空気が入れ替わったような鮮やかさがありました。

最初の方は,現代曲を中心に演奏されました。フルートという楽器の限界に挑むような技の連続でした。特に「歌いながら吹く」というの凄かったですね。息が漏れる感じもあったので,尺八的な音にも聞こえました。

後半は,田島睦子さんのキーボード伴奏で,クーラウのフルート・ソナタの中の楽章など,「普通の曲」が演奏されました。どの曲も音が鮮やかで,聞いていて生きを吹き返すことができました。このところ体調が悪かったのですが,少し調子がよくなった気がしました。

最後にモンティのチャールダーシュが演奏されてお開きとなりましたが,拍手が鳴りやまず,もう1曲,無伴奏で「熊蜂の飛行」がアンコールで演奏されました。

120830

井上道義さんのトーク&Tシャツも,美術館とフルート(特にドビュッシー)を意識したもので,アートの雰囲気たっぷりでした。8月ももうすぐおしまいですが,名残惜しさと同時に,充実感を感じさせてくれたミニコンサートでした。

08302
久しぶりに美術館のガラスにも水滴がついていまいた。奥にいるのは「雲をはかる男」

(参考)
ジャスミン・チョイさんのサイトです。
http://www.jasminechoi.com/home.html
「Calendar」を見てみると,9月のOEK公演&ツァーに参加されるようです。次回の定期公演のお楽しみが,一つ増えました。

2012/08/28

第4回井上道義による指揮者講習会,優秀者によるリレーコンサート。受講生たちの晴れ舞台を楽しませていただきました。 #oekjp

今回で4回目となる,井上道義による指揮者講習会の優秀者によるリレーコンサートを聞いてきました。この公演は,8月25日から行われている指揮講習会の優秀者による演奏会で,石川県立音楽堂コンサートホールを舞台に9人の優秀者がOEKと金沢大学フィルを指揮しました。

演奏された曲は,金大フィルの方がブラームスの交響曲第1番とドヴォルザークのスラヴ舞曲,OEKの方がベートーヴェンの田園とストラヴィンスキーの弦楽のための協奏曲でした。

アシスタント役の広上淳一さんは,東京音楽大学で指揮の先生をされていますが(今年,NHKの特別番組で何回か取り上げられましたね。非常に面白い番組でした。),そのお弟子さんを含め21名(プログラムには22名となっていました)の参加者の中から9人の方が登場しました。厳しい講習を受けた後の晴れ舞台ということで,どの指揮者からも前向きのエネルギーを感じましたが,どちらかというと後半のOEKを指揮された方々の方が指揮者らしいな,という印象を持ちました。

常連の方がいる一方で,指揮を始めて3カ月の方がが見事にOEKを指揮されたり(非常にスジの良い方だと思いました),年齢制限を越えた方が熱い指揮をされたり,ちょっとまだ堅いかなという雰囲気の方があったり,指揮姿とプログラムのプロフィールを読み比べながら,それぞれの方の人生のドラマを勝手に想像してしまいました。指揮されているそれぞれの方は,大変な緊張感の中で指揮をされていたと思いますが,観客側としては,ミュージカル『コーラスライン』などのバックステージもののを見るような,いつものコンサートとは一味違った感覚で公演を楽しむことができました。

今回,聞いて思ったのは,暑い中,協力して頂いた金大フィルの皆さんには悪いのですが,OEKの偉大さです。前半の金大フィルの演奏も,井上道義さんの予告どおりとても良かったのですが,後半のOEKの演奏は,金大フィルの人数が半分以下なのに,迫力は全く劣りませんでした。

一般的に馴染みの薄い,ストラヴィンスキーの曲では,井上さん自らが「ここが聞きどころです」と一度指揮してみせてくれるなど,この講習会を盛り上げようという井上さんの強い意欲も伝わってきました。指揮者の世界は本当に厳しい世界なので,今回の受講生の中からどれだけプロのオーケストラの指揮者が出てくるかは未知数ですが,21名の皆さんの,爽やかな奮闘ぶりを実感できた,良い演奏会だったと思います。是非,来年にも期待したいと思います。

« 2012年8月19日 - 2012年8月25日 | トップページ | 2012年9月2日 - 2012年9月8日 »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック