OEKのCD

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2012年11月4日 - 2012年11月10日

2012/11/08

鶴見彩ピアノリサイタルで,ベートーヴェンの「熱情」とショパンのピアノ・ソナタ第3番をしっかり聞いてきました。

今晩は金沢市アートホールで行われた鶴見彩ピアノリサイタルを聞いてきました。鶴見さんはOEKと共演したり,IMAのピアノ伴奏を担当したり,カンタさんのチェロと共演したり...金沢を中心に幅広く活躍をされています。ただし,実は,私自身,リサイタルをきちんと聞いたことはありませんでしたので,今回は楽しみに聞きに行きました。

演奏された曲は,ベートーヴェンの「熱情」ソナタとショパンのピアノ・ソナタ第3番という,ピアノのレパートリーの「王道」を行くような2曲でした。特にショパンのピアノ・ソナタ第3番を金沢で生で聞く機会は多くないので,今日はこの曲を目当てに聞きに行くことにしました。

鶴見さんの演奏は,どの曲も「ごまかしのない演奏」で,非常にきっちりと聞かせてくれました。「熱情」の方は全般に速目のテンポで,特に終楽章などは,最初からこんなに速くて大丈夫だろうかというテンポでしたが,最後はさらにテンポアップして鮮やかに聞かせてくれました。重苦しいベートーヴェンというよりは,ピアノの響き自体に明快な率直さを感じましたが,安易に流れるのではなく,ゴツゴツとした感触が残るあたり,ドイツ音楽らしいなと思いました。

ショパンのピアノ・ソナタ第3番の方は,実演で聞くのは久しぶりのことです。ショパンの器楽曲の中では,いちばんの大曲で,個人的に特に好きな作品です。鶴見さんの演奏は,美しく酔わせるというよりは,「熱情」と共通するような,がっちりとしたまとまりの良さを感じました。最終楽章は,ちょっとスリリングなところがありましたが,曲の終わりが近づくにつれて,三段重ねのように華麗さが増していき,ライブならではの聞きごたえがありました。改めて良い曲だと思いました。

この日は,アンコールなしでしたので,トータルの演奏時間はかなり短かったのですが,それでもしっかり充実感が残りました。この日は,天候の悪い平日の夜にも関わらず,お客さんは,よく入っており,鶴見さんのピアノ・リサイタルに注目している人が多いことが分かりました。是非,これからも,この日の演奏会のように,聞きごたえのある作品を正攻法で聞かせて欲しいと思います。

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