16回目となるOEKメンバーによる「ふだん着ティータイムコンサート」@金沢市民芸術村は大盛況。子どものためのコンサートだけでなく,室内楽コンサートも大変良いムードでした。#oekjp
本日は毎年恒例のOEKメンバーの企画・運営による「ふだん着ティータイムコンサート」を金沢市民芸術村で聞いてきました。このコンサートも今回で16回目となります。音楽堂楽友会や芸術村のボランティアの協力による運営もスムーズで,本当に間近で演奏するOEKメンバーの演奏を楽しむことができました。
この距離感は芸術村ならではですね。演奏された曲は,ルロイ・アンダーソンの曲やテレビ・アニメの曲など,親しみやすい曲ばかりでした。楽器紹介コーナーに続いて,恒例の1分間指揮者コーナーがありました。以前に比べると大変活発に手を挙げる子供たちが多かったと思います。
休憩時間は屋外の芝生の上でボール遊びをしたり,池で水遊びをしたりする親子連れの姿が目立ち,いつもの演奏会と違うのどかな風景が広がっていました。
後半はミュージック工房でいろいろな編成の室内楽が演奏されました。次のような感じでした。
今回の選曲は,スタジオジブリのアニメの曲,ハイドンやベートーヴェンの弦楽四重奏曲,ダンツィの管楽アンサンブルなど,どの年代の人にも楽しめるような「よくできた」構成になっていました。その中で,渡邉さんを中心としたパーカッションのステージが特に楽しめました。ボディパーカッションだけの曲は,いわゆる「腹鼓」(?)なども出てきて,大いに盛り上がりました(少々痛そうでしたが)。
最後のコーナーは,先日,安永徹さんとの室内楽公演で聞いたばかりの八重奏の編成で(全く同じ編成でした),ビートルズの曲が演奏されました。以前のこのコンサートでも,すぎやまこういち編曲によるビートルズの曲が演奏されたことがありますが,このコンサートを締めるのに相応しい聞きごたえと親しみやすさがありました。
最後の方でチェロの大澤さんが語っていましたが,今回のコンサートでは演奏会の最後の方でも,「かぶりつき」の席(相撲で言うところの砂かぶりの席ですね)にも大勢人が残っており,例年にも増して盛り上がったようです。今回の演奏会を機会に,OEKメンバーに親しみを感じる人がさらに増えたのではないかと思います。
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