OEKのCD

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2013/12/08

OEK+北陸聖歌合唱団のクリスマス・メサイア公演。三河正典さんの熱い指揮の下,例年にも増して壮麗な演奏を聞かせてくれました。#oekjp

この時期恒例の,OEKと北陸聖歌合唱団によるクリスマス・メサイア公演を聞いてきました。私の場合,第9ではなく,この曲を聞くと「年末だな」と感じます。

今年の指揮は三河正典さんでした。昨年の演奏も素晴らしかったのですが,今年で3年連続ということもあり,その集大成といった感じの壮麗さがありました。しかも雑なところはなく,第1部最初の序曲から,じっくりとしたテンポで1曲ずつ明快な音楽を聞かせてくれました。OEKの演奏は,バロック音楽らしく基本的にすっきりとしたものでしたが,弦楽合奏によるちょっとした細かい音型など,どの部分をとってもでしっかりと磨かれており,毎年積み重ねてきた,「伝統の美」のようなものを感じました。

北陸聖歌合唱団も大変堂々とした歌いっぷりでした。客席から見ていると,三河さんが合唱を指揮するとき,ほとんど天井を向いて(もしかしたら天上?)指揮されているような場面が何回もありました。それに応えるように,ハレルヤコーラスも最後のアーメンコーラスも大変力強く,スケールの大きな演奏になっていました。

独唱者では,特に女声の2人が素晴らしいと思いました。金沢のメサイアの常連である朝倉あづさの涼やかなソプラノは今年も同様でした。朝倉さんの声は,本当に安定しており,毎回安心して聞くことができます。池田香織さんのメゾ・ソプラノは第2部の最初の方もアリアを中心に落ち着きと艶のある声をじっくりと堪能させてくれました。

今年の抜粋は合唱曲がやや少ない気はしましたが,その部分,1曲ごとの充実度が素晴らしいと思いました。

演奏会の最初に,OEKエンジェルコーラスとOEKの共演でクリスマスソングメドレー,最後に全員そろって,「きよしこの夜」が歌われました。この構成もすっかり定着しました。恐らく,会場に居た多くの人たちは,子どもたちの明るい声を聞いて,ホッとした気分になったのではないかと思います。

この日の金沢は久しぶりにすっきりと晴れたのですが,穏やかな年末に相応しい,暖かな気分にさせてくれる演奏でした。

PS. プログラムを見ていると,第1部にパストラールが入っていなかったので「?」と思っていたのですが,実際にはしっかり演奏されました。クリスマスシーズンに,この曲がないとやはり寂しいですね。OEKらしく,繊細で透明な美しさのある素晴らしい演奏でした。

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