OEKのCD

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2013年4月7日 - 2013年4月13日

2013/04/13

天候が良くなると,金沢駅周辺もラ・フォル・ジュルネムードに。エキコン金沢は筒井裕朗サキソフォン・アンサンブル #lfjk

1週間前の金曜日に桜が満開になった後,全国的に冬に戻ったような寒さになっていましたが,今日は久しぶりに快晴になりました。石川県立音楽堂に行ってチケットを買った後,確か北陸朝日放送がイベントをやっているかず,と思いJR金沢駅の方に行ってみたところ,コンコースの方角から音楽が聞こえてきました。
Nec_0544

本当に偶然だったのですが,エキコン金沢がちょうど始まったばかりでした。本来は11:00開始だったのですが,予定が変更され11:30開始になっており,うまい具合にほぼ全プログラム聞くことができました。1曲目のカルメン(幻想曲?)がちょうど終わった後,聞き始めました。

Nec_0532

演奏していたのは,おなじみの筒井裕朗さんを中心としたサキソフォン四重奏でした。そういえば,1年前のラ・フォル・ジュルネでは武家屋敷前の和菓子屋さんで聞いたなぁということを思い出しました。

演奏されたのは,ラ・フォル・ジュルネ金沢の今年のテーマに合わせて,フランスとスペインの曲ばかりでした。毎回感じるのですが,このサクソフォン四重奏という編成は,音量的にもバランス的にも非常に聞き映えがします。今回のようなホール外で聞いても,音の美しさや表情の豊かさがしっかりと伝わってきました。

演奏された曲の中では最後に演奏された,ララのグラナダがやはり特に聞きごたえがありました。曲の途中で筒井さんによるかなり長いソロが入るのですが,迫力十分の鮮やかな演奏で,お客さんも大喜びでした。「何故か」というか「さすが金沢」というか外国人の観光客も多かったですね。盛大な拍手を送っていました。)。

その他,次のような曲が演奏されました。

1)カルメン幻想曲(?)
2)サティ/ジュ・トゥ・ヴ
3)ジャンジャン/四重奏曲~1曲,4曲
4)アルベニス/セヴィリア
5)アルベニス/愛の歌
6)ララ/グラナダ
7)(アンコール)花は咲く

最後に演奏された「花は咲く」は,はじめのうちは何の曲だろうと思っていたのですが,サビのメロディが出てきて,この曲かと分かりました。桜は散りつつありますが,駅の構内では,「しあわせ」「しあわせ」という感じであちこちで花が咲いておりました。

筒井さんを中心としたサクソフォン・アンサンブルは,ラ・フォル・ジュルネ金沢でも色々な場所で演奏されるようですが,是非ご期待ください。

その後,北陸朝日放送の「さくらまつり」というイベントを見に,もてなしドーム地下に行ってみました。ここでは何故か三味線の音が聞こえてきました。写真ではチェロ(?)か何かに見えますが,小さい子どもの奏者が見事な技巧を聞かせていました。

Nec_0546

その後,看板の写真が見るからに巧そうで,しかも高くなかったので,ホテル金沢の屋台で「牛すじカレー+卵つき」なるものを食べました。牛すじはもう少し暖かいものかと思っていたのですが,こちらもしっかり楽しめました。

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2013/04/10

金聖響/OEK with 大阪フィルによる定期公演はハ調ばかりの見事なまでの名曲路線。華麗に盛り上がるブラームス1番&外山啓介さんとの共演によるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を堪能 #oekjp

4月に入って早くも2回目となるOEKの定期公演は,大阪フィルとの共演による,フル編成のオーケストラらしさを満喫できる超名曲を並べたプログラムでした。今回の共演は,これまでの合同演奏とは違い,基本的にはOEKが中心で,エキストラ的に大阪フィルのメンバーが加わる形になっていました。編成的には,「ステージいっぱいに広がる大編成」というよりは,普通のフル編成オーケストラを聞いている印象でした。

演奏された曲は,ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲,ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番,ブラームスの交響曲第1番ということで,ハ長調,ハ短調,ハ短調と見事にハ調で揃えられていました。堂々とした響きのする曲の連続ということで,いわば「クラシック音楽の王道」を行くような名曲路線のプログラムでした。

ただし,OEKがこれらの曲を演奏する機会は編成上少ないので,金沢のお客さんには新鮮に感じられます。他のオーケストラの定期演奏会の場合,「聞き飽きた」と言われる可能性があることを考えると,金沢の聴衆は「しあわせ」と言えるのかもしれません。そのこともあり,今回は大変沢山のお客さんが入っていました。

このことは,やはり金聖響さんと外山啓介という,「のだめカンタービレ」にそのまま出てきそうな雰囲気のあるお2人の人気にもよると思います(ラフマニノフとブラームスは「のだめ」の中でも特に重要な曲ですね)。終演後のサイン会は長蛇の列になっていました。

演奏された曲の中では,やはり後半に演奏されたブラームスの交響曲第1番が素晴らしかったと思います。聖響さんとOEKはこの曲のCDを作っていますが,その演奏に比べると「かなり普通」の演奏でした。が,奇をてらったところのない,ストレートな表現は,曲のもつ強さをダイレクトに伝えてくれました。特に第4楽章での流れの良い華麗さや集中力満点のキレの良さは,「お見事!」という感じでした。

アビゲイル・ヤングさんのヴァイオリン,フルートの岡本さん,オーボエの加納さん,クラリネットの遠藤さん,ホルンの金星さん...各楽器のソロもしっかり堪能しました(今回,大阪フィルの皆さんは首席奏者ではありませんでした)。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の方は,OEKが演奏する機会はほとんどない曲です。こちらもたっぷりと聞かせてくれました。外山さんのピアノは「草食系」という印象で,もう少し大胆さが欲しい気もしましたが,聞かせどころをしっかり押さえており,第2楽章などでは,ロマンティックな味わいにしっかり浸ることができました。また,この曲でもオーケストラの響きは充実していました。OEKがラフマニノフを演奏する機会は少ないので特に新鮮でした。

というわけで,他のオーケストラでは当たり前のプログラムですが,OEKが時々,こういった曲を演奏するのもの良いものです。他オーケストラの協力を得て,「フル編成オーケストラになる」定期公演については,これからも期待したいと思います。

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