OEKのCD

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2013年1月6日 - 2013年1月12日

2013/01/07

今年のOEKニューイヤーコンサートは前半はコルンゴルト,後半はオペレッタ。中嶋彰子さんも吉田浩之さんも絶好調。井上道義さんの「VPOのニューイヤーコンサートより面白い」発言に納得。お馴染みOEKドラ焼き付でした。 #oekjp

今年の初コンサート,井上道義指揮OEKによるニューイヤーコンサートを聞いてきました。ウィーンの音楽を集めたニューイヤーコンサートについては,過去OEKもたびたび取り上げてきましたが,個人的には,「過去最高!」と感じました。OEK25周年の年の最高の幕開けとなりました。井上道義さんも益々元気です。

前半は,コルンゴルトの作品中心。世紀末の匂いとキラキラとした美しさのある独特のコルンゴルトのサウンドを楽しむことができました。11歳の時に書いたという「雪だるま」(時節柄ぴったり),ヴァイオリン協奏曲の2楽章(この楽章だけ切り取って聞くとニューイヤーコンサートにぴったり。ブレンディスさんのソロも絶品!),井上さんの思い出付きの「死の都」の中のアリア...そして,最後のシュトラウシアーナ で後半のシュトラウスにつなげるという見事な選曲でした。

後半は中嶋彰子さんと吉田浩之さんの歌を加えたオペレッタとシュトラウスの音楽を中心とした選曲でした。このお二人ですが,絶好調だったと思います。中嶋さんの声を聞くのは,12月の「月に憑かれたピエロ」以来ですが,娘役から未亡人(?)まで色々なキャラクターをそれぞれにサービス精神たっぷりに楽しませてくれました。中嶋さんの声は,雑なところのないよく練られた声で,本当に安心して聞くことができます。「恋はやさし野辺の花よ」での日本語の歌詞が出てきたときは,思わずゾクっとしました。深みのある美しさは,どの曲にも何とも言えない品格を加えていました。

吉田浩之さんの声は,本当に軽やかで,しかも思う存分のびのびと歌われており,オペレッタにぴったりでした。中嶋さんとのバランスもぴったりで,このコンビで,レハールの「メリー・ウィドウ」やシュトラウスの「こうもり」の全曲などを期待したいものだと思いました(コルンゴルトの「死の都」全曲...というのは難しい?)。

OEKの演奏も,井上”踊りたくて仕方がない”ミッキーの指揮にピッタリで,生き生き,キビキビとした音楽を聞かせてくれました。途中出てきたスッペの「詩人と農夫」序曲を聞くのは本当に久しぶりだったのですが...いいですねぇ。いろいろな曲想が流れよく次々と湧き上がってきて,何も考えずに音楽の楽しさに浸ることができました。

途中井上さんは,「今年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートより良かったでしょ?」と語っていましたが(実は,私はウィーンフィルの放送を見ていないので判断できないのですが),「その通り」と思った方も多かったと思います。ウィーンを強く意識しながらも,マンネリにならず(ドナウもラデツキーもなし),しかも誰もが知っている名曲も楽しませてくれる,という素晴らしいプログラムでした。

アンコールでの「踊る指揮者2人?」も楽しかったし,引退した松井選手への感謝もあったり,終わってみれば,OEKらしさ満載のニューイヤーコンサートでした。堪能しました。

PS. 恒例のOEKどら焼き by たろう は今から堪能させていただきます。

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