OEKのCD

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2013年7月28日 - 2013年8月3日

2013/08/03

音楽堂ミュージックトレジャーで打楽器をいろいろ楽しみました。オリエンタル鈴木(?)指揮OEKのコンサートも大変楽しい内容。ケパブバーガの屋台など夏祭り気分 #oekjp

毎年夏休み期間中,石川県立音楽堂では,家族でクラシック音楽を楽しめるコンサートとして,朝日新聞,北陸朝日放送と石川県音楽文化振興事業団主催で「なつやすみコンサート」が行われてきましたが,今年は楽器体験企画などを組み合わせて「音楽堂ミュージックトレジャー」というイベントが2日に渡って行われます。コンサートだけではなく,石川県立音楽堂全体を使って楽器体験,ワークショップが行われるのが特徴です。
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その1日目に出かけてきました。私はOEKが登場するオーケストラコンサートと音楽堂前でやっていた無料ミニコンサートを聞いてきました。今回は今年は打楽器がテーマということで,どのコンサートも打楽器がポイントになっていました。OEKの公演以外にも,中国の太鼓,韓国の太鼓,和太鼓など世界の打いろいろな楽器の音が聞こえてきました。

オーケストラコンサートは,約1時間の長さでした。昨年までの「夏休みコンサート」では,石川県ジュニアオーケストラも登場していましたが,今年は「ジュニアはジュニアだけ」として全く別のコンサートという形になっていました(こちらは明日4日に行われます)。

OEKの登場するオーケストラコンサートは,3日,4日の両日とも,同じ内容で行われました。さすがに2日連続で同じ内容だと集客的には厳しいものがあり,今日のコンサートは空席が目立ちましたが,内容的には大変楽しいものでした。

OEK得意のシチェドリンのカルメン組曲の抜粋で始まった後,「お客さん参加型」のシュトラウスの鍛冶屋のポルカ,アンダーソンのサンドペーパー・バレエが演奏されました。鍛冶屋のポルカは,演奏中に鉄のレールを叩きたい子供を募集しながら演奏するというなかなかすごい企画でした。短い曲なのに3人が次々登場し,見事にまとまりました。

サンド・ペーパー・バレエは「演奏用サンドペーパー」を希望する子供たちに配布し,リズムパターンを教えた後,一緒に演奏するというものでいた。単純な手拍子よりはかなり複雑なリズムでしたが,これぐらいの方が楽しいのではないかと思います(実は私もやってみたかった)。

ハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」の第1楽章は,今回唯一の古典派の曲でしたが,冒頭の「ティンパニー連打」の部分が中々華やかで気分を盛り上げてくれました。鈴木織衛さんの指揮もいつもどおり大変流麗でさわやかでした。ちなみに,鈴木織衛さんの子供の頃のニックネームは,「オリエンタル」だったとのことです(本日やっていたHABの番組で言っていました。)。鈴木さんはジュニアオーケストラもよく指揮されていますが,その時だけは,「オリエンタル鈴木」に改名して頂くというのはいかがでしょうか?

この日いちばんの聞きものだったのは,榊原栄作曲の「キッチン・コンチェルト」だったかもしれません。台所用品を駆使した楽しい作品を長屋綾乃さんのサービス精神たっぷりの演奏で楽しませてくれました。長屋さんは,白い帽子のコックさんの衣装で登場し,ソ・ミ・・ドの音の出るフライパンを中心に(大和で購入したと司会の恩田アナウンサーはおっしゃられていましたが,叩きながら購入したのでしょうか?)見事な演奏を聞かせてくれました。コンチェルトということで,途中,カデンツァもあるのですが,おなじみ「きょうの料理」のテーマが出てくるなど,ユーモアのセンスも抜群でした。榊原栄さん(懐かしいですね)の曲の雰囲気はルロイ・アンダーソンそのものなので他の曲との相性もぴったりでした。

徳山美奈子さんの交響的素描より「海の男」は,外山雄三さんの「ラプソディ」の能登版といったところで,和太鼓風の勇壮な気分をしっかり楽しませてくれました。ちなみに聞きながら「海の男」と言えば...外山でなく加山雄三だな...などと余計なことが頭に浮かんでしまいました。

最後は,シュトラウスのポルカ「雷鳴と稲妻」で締められましたが,途中から中国の太鼓チームが乱入してきました(午前中のワークショップをされていた方々でしょうか?)。結構騒々しい音でしたので「数十年に一度の雷鳴と稲妻(そういえば少し前に金沢でもありましたね)」という雰囲気でした。

本日はめでたく北陸地方も「ようやく梅雨明け」ということで,その気分に相応しい演奏でした。

ミュージックトレジャーの方は,ラ・フォル・ジュルネ金沢同様,ゲリラ的に公演が行われていました。これも楽しかったですね。以下,写真入りで紹介しましょう。

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コンサートホール側入口前ではチェロのルドヴィート・カンタさんがサイレント・チェロ(ヤマハの商品名?)を演奏していました。骨だけのチェロのような感じでマイクで音量を拡大しているようでしたが,野外で演奏するならば,この楽器の方が良いのかもしれません。ジャズ風の曲も演奏していましたが,大変良い雰囲気が出ていました。

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交流ホールでは色々な打楽器を体験できるようになっていました。

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屋台でケパブサンドを買って食べてみました。チリソースにしたので,「そこら中,血だらけ」みたくなってしまいました。パンの生地も大変おいしいと思いました。ちなみにマメブ(「あまちゃん」でおなじみ)の屋台は出ていませんでした。

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その他,たこ焼きとかパフェ(加賀野菜入り?)とかも売っていました。明日行かれる方はお楽しみください。

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今回,このように「ラ・フォル・ジュルネ」のようなパネルも出ていました。そうなってくると,もう少し有料公演を並べ,夜までやっても面白い気もしました。それと,1日だけに圧縮してしまう方が盛り上がりを作りやすいかもしれません。次年度以降に期待したいと思います。


2013/07/28

第61回石川県吹奏楽コンクール高校A(金沢歌劇座)。最初から最後まで(5時間以上)じっくり聞いてきました。大変レベルが高く,金賞の数が足りないぐらい。

本日は午後から第61回石川県吹奏楽コンクール高校Aを金沢歌劇座で聞いてきました。
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この大会を聞くのは3年前の大会以来です(前回は上の子供,今回は下の子供が出場したからです)。3年前は石川県立音楽堂でしたが,今回は金沢歌劇座で行われました。歌劇座の場合,音楽堂よりも残響が少ない分,音がくっきりと聞こえますので,こちらの方がコンクール向きと言えるかもしれません。

朝日新聞の吹奏楽担当の記者が「華の高校A」と書いていたとおり,吹奏楽コンクールの中でもいちばん熱いのがこの部門だと思います。日本テレビ系の「笑ってコラえて!」の「吹奏楽の旅」でも取り上げられているのもこの部門ですね。というわけで,どれぐらい熱いのか全部聞いてみることにしました。

登場したのは19団体で,2回休憩をはさんで,12:30~17:45というスケジュールでした。全部聞くと5時間以上かかるのですが,会場は最初からかなり埋まっており,結果発表の時点では満員に近かったと思います。全国吹奏楽コンクールは,朝日新聞社主催なので北國新聞などで取り上げられることはないのですが,それにも関わらずこれだけ人が入るのは高校吹奏楽人気が定着していることを示しているのだと思います。

結果は石川県吹奏楽連盟の次のページなどで発表されることになると思います。
http://www.ajba.or.jp/ishikawa/taikai.html
今年は,次の高校が金賞・石川県代表になりました。

・石川県立小松高等学校(県代表)
・石川県立金沢桜丘高等学校(県代表)
・金沢市立工業高等学校
・星稜高等学校(県代表)
・石川県立小松明峰高等学校(県代表)
・小松市立高等学校(県代表)
・遊学館高等学校(県代表)

こうやってみると,金沢市立工業だけ金賞にも関わらず県代表にならなかったので,少々かわいそうなところもあります。結果発表の時,担当の田中一宏先生が「北陸大会では,石川県から是非,2校全国に行って欲しいものです」と語っていましたが,代表になった学校にはそれぐらいの気持ちで頑張って欲しいものです。その他,銀賞の中に限りなく金賞に近い学校があったと思います。こういう差がどこに出てくるのかは,一言では言えないのですが,「ほんのちょっとした工夫」とか「気持ち」の問題なのかもしれませんね。

今回,せっかくなので審査員のつもりでメモしながら聞いていました。以下,金賞団体を中心に印象に残った部分をご紹介しましょう。

小松高校:自由曲「中国の不思議な役人」(この曲は,最近吹奏楽でよく演奏されていますね)は冒頭から大変鮮やか。中盤の緊張感のある雰囲気も印象的 

野々市明倫:自由曲「セルゲイ・モンタージュ」(ラフマニノフ(名前がセルゲイ)のピアノ協奏曲第2番などをモチーフにした曲)は,よく練られた音でオーケストラ的な響きが出ていて,気持ちよく聞くことができました。

金沢桜丘高校:自由曲 楽劇「サロメ」~7つのヴェールの踊り 音全体に余裕と力感があってじっくり聞かせてくれました。個人技も見事。

金沢市立工業:自由曲 歌劇「トゥーランドット」より 厚みのある硬質のサウンドで,王道を行くような演奏 

星稜高校:自由曲 「コンサートバンドとジャズアンサンブルのためのラプソディ」 リラックスした気分のあるセンスの良さを感じさせてくれる演奏。ソロ楽器が立ちあがって演奏していたので思わず拍手したくなりました。ドラムスの音の動きがとても格好良かった。

小松明峰高校:自由曲 紺碧の波濤(長生淳作曲) 演奏全体がどっしりとしていて,安心感がある。決め所の音の迫力が素晴らしく,アピール力がある。バンド全体のサウンドをストレートに楽しませてくれるような演奏。

小松市立高校:自由曲「パガニーニ・ロスト・イン・ウィンド」 音が鮮やか。ただならぬ迫力とまとまりの良さがあり,よく鍛えられているなぁと実感。

遊学館高校:自由曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より(有名な間奏曲のメロディは使っていませんでした) 音の鳴り方が素晴らしい。途中,団員が歌う部分があって,びっくり(言葉ではなくヴォカリーズなら声を使っても良いようですね)。課題曲のイキの良さも含め,大変印象に残る演奏でした。

というような感じで,まさに甲乙つけがたいという大会だったと思います。

課題曲の方は,エンターテインメント・マーチが大人気で19団体中12団体がこの曲を演奏しました。すっかり覚えてしまいましたが,その中では小松明峰の演奏が特に素晴らしかったと思います。最初のどっしりとした一音からグイッと引き込まれました。メロディの歌わせ方がとてもていねいでいながら,伸びやかな感じもありました。お見事という演奏でした。

その他,金賞を取った学校の中では,やや難解な雰囲気のある「流砂」を選んでいた学校が3校ありました。「課題曲といえばマーチ」という印象があるので,この曲の場合,気合いの入った自由曲のような感じになりますね。個人的には,「課題曲=マーチ」の方がやはり好きです。

今年の課題曲で注目は,岩井直溥作曲の「復興への序曲 夢の明日に」でしょうか。岩井さんの曲らしく,大変
楽しく,親しみやすい曲でした。星稜と遊学館が演奏していましたが,どちらの学校の演奏も大変ノリが良く,コンクールだということを忘れるほどでした。この曲は,今後コンクール以外でも,演奏されるかもしれませんね。

以下,会場の雰囲気を撮影してきましたので,写真とあわせて紹介しましょう,

入口です。モギリなどは例年どおり高校生が担当していました。
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前日までの大会の結果が掲示されていました。
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終わったばかりの演奏をCD化して販売する「実演販売」コーナー。1枚1500円というのはやや高めでしたが...私も,ついつい,子供の学校の演奏を買ってしまいました(金賞ではありませんでしたが...)
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こちらは朝日新聞の「記念号外」コーナー。希望すれば,学校名入りの号外を無料で作ってくれます。こちらも依頼してきました。
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朝日新聞の読者用のサービスコーナーです。希望の楽器のブローチをプレゼント。
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吹奏楽コンクール関係のグッズも販売していました。
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本日の午前中の「大学」「一般」の結果が掲示されていました。
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ステージの雰囲気です。床が黒いので「一見 普門館」ですね。
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結果発表は18:00過ぎになりました。毎回毎回,緊張する「青春だなぁ(意味がやや不明ですが)」という場面です。結果はどうであれ,高校時代に吹奏楽に打ち込んだ人でないと味わえないような瞬間ですね。今年の場合,星稜と遊学館の時の歓声が特に大きかったようです。

帰る間際に,本日の結果が早速掲示されていました。
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高校Aの北陸大会は8月11日に行われますが,どの団体も全力を出し尽くして,頑張って欲しいと思います。お疲れ様でした(と書きつつ,聞く方もかなり疲れました)。

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