OEKのCD

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2013年1月27日 - 2013年2月2日

2013/02/02

OEK発足25周年 新しい文化も県内に浸透(石川県広報誌「ほっと石川」2013冬季号から) #oekjp

石川県広報誌「ほっと石川」2013冬季号が届いていたのでパラパラと見ていたところ,「データで見る伝統文化」という記事があり,OEKが発足して25年になり,県内にクラシック音楽鑑賞が浸透しているという記事が掲載されていました。次のような記事です。

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# 広報記事ということで,転載させていただきました。

この中で注目なのは,社会生活基本調査のデータで,OEKができる前の昭和61年のデータと最近のデータを比較したものです。過去1年間にクラシック音楽会を鑑賞したことのある人の割合の全国順位が第28位から第5位に一気に上昇しています。

クラシック音楽をライブで聞くということは,個人の好みの問題ですが,OEKの設立と石川県立音楽堂の建設がこれだけはっきりとした効果を示しているというのは注目だと思います。

その他,このページには「美術館に親しむ人 全国6位」という記事もありました。こういった文化的な活動全般を重視している県民性というのが,OEKを支えているのでしょう。

今年は25周年ということで(平成と同じなので非常に覚えやすいですね),どういう企画が出てくるのか大いに期待したいと思います。

2013/02/01

ヤニック・ネゼ=セガン指揮ロッテルダム・フィル金沢公演,ブラームスの第4番は大胆かつ新鮮!個性的でエネルギーに満ちていました。庄司紗矢香さんのプロコフィエフはとてもロマンティック

この時期恒例の,東芝グランドコンサート2012 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団演奏会が石川県立音楽堂で行われたので聞いてきました。外来オーケストラの金沢公演で,ブラームスの交響曲第4番が取り上げられることはとても多いので,行こうかどうか迷っていたのですが,ヤニック・ネゼ=セガンさん指揮による演奏は,非常に個性的かつスリリングで,「行ってよかった!」と思いました。この公演まで,名前を知らなかった指揮者だったのですが,今後注目の指揮者と思いました。

オーケストラの配置は,コントラバスをステージの一番奥に一列に並べ,弦楽器は第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを左右に分ける,「ブラームス時代のスタイル」ということで,演奏前はすっきり系のブラームスかな?と予想していたのですが,正反対でした。

第1楽章の冒頭から非常にロマンティックで熱い演奏でした。他の楽章でもそうだったのですが,緩やかなメロディになると,さらに一層テンポを落とし,「マーラーか?」というような陶酔的な感じになります。しかし,それがドロドロとした感じにならず,どこかすっきりと爽やかな味があるのがネザ=セガンさんの持ち味だと思います。オーケストラが非常によく鍛えられている感じがしました。

第3楽章の恐ろしいほどビシっと締まった始まり方もお見事でした。第4楽章になると,第3楽章の音楽の流れを維持したまま,変化に富んだうねりのある音楽を聞かせてくれ,最後は非常に力強くスカっと締めてくれました。ロッテルダム・フィルの演奏を実演で聞くのは初めてでしたが(私にとっては,いまだにエド・デ・ワールトのオーケストラという印象です),素晴らしいコンビだと思いました。これからも注目ですね。

前半では,庄司紗矢香さんを独奏に迎えてのプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番でした。こちらも,ゆっくりとした主題が出てくると,さらに一段,テンポが遅くなるような,じっくりと音楽を聞かせてくれるような演奏でした。庄司さんの音にはさらりと演奏しているのに,じっくりと味が染みているようなところがあり,聞きごたえ十分でした。第3楽章などは,オーケストラのリズム感がやや重すぎる気がしましたが(いつもこの曲をOEKで聞いているからだと思います),巨匠が演奏しているようなスケール感たっぷりの演奏を聞かせてくれました。

明日はNHK交響楽団の金沢公演が行われ,こちらでもブラームスの交響曲が演奏されます。私が今のところ,出かけない予定なのですが,連日のブラームス聞き比べというのも面白いのではないかと思います。

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