OEKのCD

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2014/03/30

本日は「オーケストラの日」公演。潮博恵さんによる講演はOEKファンなら「そのとおり」と思うような充実した内容。後半は「ドキドキする音楽」集。最後は楽器を持ち込んだ皆さんとOEKとの共演で「びっくり」交響曲 #oekjp

年度末の恒例イベントとなりつつある「オーケストラの日」公演が石川県立音楽堂で行われたので聞いてきました。今年は,「楽器を持って集まれ!~ドキドキ!オーケストラ~」ということで,いしかわ子ども邦楽アンサンブルの皆さんによる演奏の後,歌手の小泉詠子さんと原田勇雅さんの司会と歌を中心に進められました。

このコーナーでは,シュトラウスのポルカ「狩り」(ピストルの音入り),シューベルトの「魔王」,ビゼーの「カルメン」~ハバネラ,レハール「メリー・ウィドウ」ワルツなど,色々な観点から「ドキドキ」する音楽が演奏されました。この中では,石川県出身のメゾ・ソプラノ小泉詠子さんの瑞々しいカルメンが特に印象に残りました。

最後のコーナーでは,ハイドンの交響曲第94番「驚愕」の第1楽章と第2楽章の「例の場所」まで演奏した後,「本日はこの部分を楽器持参の方と一緒にやってみます」という趣向でした。ステージに上がって来たのは,オーケストラ用の楽器を持った石川県ジュニアオーケストラのメンバーなどが中心でしたが,中にはリコーダーや鍵盤ハーモニカを持ってきた人や年輩の方も混ざっていました。とても楽しげな雰囲気の中,OEKとの「夢の共演」が行われました。

最後,「驚愕」の第4楽章が角田鋼亮さんの指揮でビシッと演奏された後,アンコールでラデツキー行進曲が演奏されました。この演奏なのですが,OEKメンバーが1階席の通路まで出てきて(皆さん暗譜だった?),オーケストラの音に360度包まれながら演奏するという趣向でした。これは面白かったですね。

私が居た席は,ヴィオラの皆さんの付近だったのですが,ヴィオラの皆さんは普通手拍子を入れるタイミングとは反対の拍で「ッパ,ッパ,ッパ,ッパ...」と演奏していたので,近くで手拍子をしていると結構不思議な雰囲気になりました。

今回のコンサートですが,演奏に先立って,今年度ずっとOEK定期公演プログラムでOEKの25年の活動をいろいろな観点から振り返る記事を書かれていた音楽ジャーナリストの潮博恵さんが,その「総まとめ」の講演をされました。懐かしい写真をふんだんに使ったスライドとともに,OEKの活動を振り返った後,これからOEKはどういう方向に進めば良いか,といった提言をされました。この日のお客さんの中には長年OEKの応援をしてきた人も多かったと思いますが,そういった方にも示唆に富む内容だったと思います。

この内容については,今年の秋に本としてまとめて出版されるということで,大変楽しみです。レビューの方でも,もう少し詳細に紹介してみたいと思います。

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