OEKのCD

2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014年4月

2014/04/29

ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2014 オープニング・コンサートは池辺さんのダジャレ満載。竹多倫子さんのソプラノ,金聖響指揮OEK+金沢大フィル...見所,聞き所満載の楽しい幕開け #lfjk

本日はオープニング・ファンファーレを聞いた後,一旦自宅に戻り,再度,オープニング・コンサートを聞いてきました。こんなことは東京のLFJではなかなかできないと思います。

14:00の演奏会の前に,再度JR金沢駅に行ってみると,金沢大フィルによる「新世界から」をもう一度演奏していました。お客さんの数は11:00の時同様,大賑わいでした。

2014_04_29_12_56_39

石川県立音楽堂の方に向かうと,何やら軽快な音楽が...。プログラムに書かれていないゲリラ(?)ライブが音楽堂前に登場するのもラ・フォル・ジュルネ金沢ならではです。恐らく,ハンガリー・ジプシー・トリオの皆さんだと思います。民族音楽というよりは,普通のジャズのトリオの演奏でしたが,やはりヴァイオリンが入っている点がハンガリー的なのかもしれません。これから一週間,色々なところでお目にかかりそうです。

Nec_0436

コンサートホールでは,オープニングコンサートに先立ち,開会セレモニーがありました。ラ・フォル・ジュルネ金沢は,前田家ご当主の下,石川県,金沢市,地元企業による財政的な支援で行われています。東京のラ・フォル・ジュルネにはこういうセレモニーはないと思うのですが,年に1回,谷本石川県知事,山野金沢市長の気合いの入った挨拶を聞くのも,ラ・フォル・ジュルネ金沢名物(?)になりつつあります。「来年は新幹線...」という言葉が目立ち過ぎていた気もしますが,実際,来年のLFJKがどういう雰囲気になるのか,注目したいところです。

山野市長は,あいさつ中で「ウィーン,ブダペスト....もう一つは....」とプラハをど忘れしてしまったのですが,池辺さんの「チェコっと忘れましたね」といった絶妙の突込みもあり,和気あいあいとしたムードで終わりました。

コンサートの方は,シュトラウスの「こうもり」序曲で始まりました。井上道義さんに代わって,急遽登場することになった金聖響さん指揮OEKの演奏は大変軽やかな演奏でした。井上さんだったらもっとタメを作りそうな部分がサラリとしていたり,個人的にはもう少し濃い演奏の良いかなという部分もありましたが,気持ちよく音楽祭が始まりました。

続いて,金沢市出身のソプラノ歌手,竹多倫子さんが登場しました。竹多さんは,昨年の日本音楽コンクールの声楽部門で1位を取った期待の歌手です。ドヴォルザークのルサルカとワーグナーのタンホイザーのアリアを歌われましたが,発声自体に常に余裕があり,豊かさのある素晴らしい歌を聞かせてくれました。音楽祭中,もう少し小さいホールで歌う機会もあるので,是非,間近でその声を聞いてみたいと思います。

ハンガリー舞曲の第1番と第5番が,若々しく演奏された後,サプライズゲストとして桂米團治さんが登場しました。米團治さんは,17:00からの「フィガロの結婚」(ハイライト)のPRを兼ねて登場していました。このハイライト公演は残念ながら聞けなかったのですが,ラ・フォル・ジュルネのフォーマットに合せるための良いアイデアだと思うので,金沢名物にしていっても面白いと思います。

さて,コンサートですが,最後に金沢大学フィルのメンバーが弦楽器に加わり,「新世界から」の第4楽章が演奏されました。今日の11:00から,これで聞くのが3回目だったのですが,やはりコンサートホールでの大編成の演奏が最高ですね。駅での金大フィルの演奏の時は,ホルンの高音が2回とも「ガンバレー」という感じだったのですが(本当に4楽章のこの高音はホルンの難所ですね),今回はOEKの金星さんが見事に決めてくれました。金聖響さんの指揮ぶりは,非常にストレートで,曲の迫力がスムーズに瑞々しく伝わってきました。

というようなわけで,石川県立音楽堂と金沢駅周辺は,音楽祭初日から音楽の溢れる,華やかな良い雰囲気に包まれていました。

Nec_0433

恒例の辻口さんのスイーツも販売していました。来年は朝の連続ドラマ関連もあるので,さらに話題を集めそうですね,
2014_04_29_11_21_17


ラ・フォル・ジュルネ金沢2014熱狂の日音楽祭は,金沢大学フィルの「新世界から」で開幕 #lfjk

今年もラ・フォル・ジュルネ金沢2014熱狂の日音楽祭が開幕しました。午前11:00にJR金沢駅で金沢大学フィル演奏で始まった...ようなのですが...実は遅刻してしまい,11:05頃から聞き始めました。演奏していたのはドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」の第4楽章でした。

2014_04_29_11_31_33

やはりフル編成のオーケストラが駅の構内で演奏しているというのは驚きの光景で,観光客も巻き込んで,大賑わいでした。金大フィルの演奏は,堂々たるテンポによる演奏でした。私は金管楽器,打楽器の横で聞いていたのですが,こういう状態で聞けるのもラ・フォル・ジュルネならではです。

2014_04_29_11_01_33

今日はこの後,オープニング・コンサートを聞いてくる予定です。金沢の天気は,ラ・フォル・ジュルネにしては珍しく,今にも雨が降って来そうな天気です。やはり井上道義さんは「晴れ男」だったのでしょうか。この一週間は,音楽堂を中心に音楽に生演奏に浸りたいと思います。

2014/04/26

ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭2014プレイベント 樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタル。2人の個性が一体となって聞かせる見事な室内楽 #lfjk

4月も下旬となり,ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭2014の開幕が近づいてきました。そのプレイベントとして行われた樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタルを石川県立コンサートホールで聞いてきました。この演奏会は,「価格はLFJK並み,演奏時間は通常の演奏会並み」という非常にコストパフォーマンスの高い演奏会でしたが,内容の方はさらに素晴らしく,ベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン・ソナタの真骨頂を堪能させてくれました。

今回演奏された曲は,ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第4番,ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」,ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第10番の3曲でした。この順番に演奏されました。曲の知名度からすると,ブラームスが後半の方が良いと思ったのですが,今日の公演を聞いてみて,ベートーヴェンの10番のソナタ(実現では今回初めて聞く曲でした)には,独特の味わいがあり,しかも,最後の部分で鮮やかに盛り上がる作品でしたので,この構成で良かったと感じました。

最初に演奏されたベートーヴェンの4番のヴァイオリン・ソナタもそれほど頻繁に演奏されることのない作品ですが,この2人がしっかりと聞かせる音楽が素晴らしく,大変聞きごたえがありました。樫本さんの音には,しっとりとしたほの暗さがあり,ベートーヴェンの作品によく合います。リフシッツさんのピアノは音のレンジが広く,硬質で,演奏全体をビシッと締めてくれます。

ブラームスの「雨の歌」もたっぷりとしたテンポで演奏されました。この曲では,樫本さんのヴィブラートのウェットな感じが特に曲想にぴったりでした。たっぷりと間を取って,ブラームスを堪能させてくれました。リフシッツさんの音は,冒頭の和音のバランスの良い,透明感のある音が大変魅力的でした。この安定感のあるベースの上に,樫本さんが,しっかりと歌いこむといった演奏でした。

後半演奏されたベートーヴェンの10番のソナタは,「クロイツェル」のような華やかさは後退しています。かわりにインティメートな対話といった趣きのある,晩年のベートーヴェン的な作品となっています。比較的穏やかな作品なのですが,この2人が演奏すると,大変深い味わいが出てきて,物足りなさはありません。最初に書いた通り,この曲で締めるというのは,ちょっと大胆な試みだったかもしれませんが,エンディング部分でのキレの良さも見事で,この作品の魅力をしっかりと伝えてくれました。

終演後は,CD購入者を対象にサイン会を行っており,大変長い列になっていました。ラ・フォル・ジュルネ金沢への期待を高めるだけではなく,室内楽の演奏の面白さを伝えてくれる素晴らしい内容だったと思います。というわけで,このお2人には,是非,OEKとの共演も期待したいと思います。

2014/04/05

石川県立音楽堂&OEK情報誌「CADENZA」Vol.45発行。#LFJKの情報,樫本大進,ルネ・マルタン,井上道義,西村雅彦...今回もインタビュー記事が充実しています #oekjp

本日,石川県立音楽堂&OEK情報誌「CADENZA」Vol.45が定期会員向けに郵送されてきました。今回もラ・フォル・ジュルネ金沢2014開幕に向けてのインタビュー記事に加えて,歌舞伎,邦楽の記事など充実した内容となっています。内容をざっとご紹介しましょう。。

○樫本大進さんのインタビュー・・・いしかわミュージックアカデミーに参加したことがあったとは知りませんでした。かなり昔,ザハール・ブロンさんが講師で来られていた時代でしょうか。

○ルネ・マルタンさんインタビュー・・・LFJについて,将来的には「クラシック音楽を核としつつも,より多くの音楽様式を取り入れていくことも考えていきたい」と語っています。LFJ金沢は既にそうなっている面もありますね。今回で7年目ですが10周年には盛大にお祝いしたいと語っています。

○6月の松竹大歌舞伎・・・夜昼とも既に完売したようです。「さすが澤瀉屋!」という感じですね。

○辰巳琢郎さんと井上道義さんの対談記事・・・「この2人で何か」というのはありそうですね。

○西村雅彦さん・・・エルガーの「威風堂々」が好きとのことで,「葬式にかけて欲しい」とのことです。いかにも盛大な葬式になりそうですね。

○クラシックソムリエ検定試験・・・今年は10月12日(日)。昨年に続き,金沢でも行われます。今年の金沢はエントリークラス+シルバークラスです。

○ヴィルジル・ドゥミヤックさん・・・昨年OEKに入った第2ヴァイオリンのドゥミヤックさんのインタビュー記事が掲載されています。

その他,是非現物を手に取ってご覧になってください(音楽堂に加え,JR金沢駅あたりにもあると思います)。

先のコンサート情報については,それほど新しい情報は乗っていませんでしたが,5月21日の岡本知高さんとOEKが共演するファンタスティック・クラシカルコンサートの曲目が注目です。最初から予定されていたか分かりませんが,ソチ五輪で金メダルを取った羽生選手が”ほぼパーフェクト”のショート・プログラムで使った「パリの散歩道」が入っていました。なかなかタイミングの良い選曲ですね。

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック