OEKのCD

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2014/06/07

金沢百万石まつりで人が溢れる中,OEK定期 ベートーヴェン交響曲全集第4回を聞いてきました。アンドレアス・デルフスさん指揮の2番+3番「英雄」は非常に率直で清新。気持ちよく楽しませてくれました #oekjp

金沢百万石まつりのメインイベントの「百万石行列」の開始を待ちわびる金沢市内を通り抜け,石川県立音楽堂で行われたOEK定期公演マイスターシリーズを聞いてきました。
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マイスターの方はベートーヴェン・チクルスということで,アレクサンダー・リープライヒさん指揮の予定だったのですが,病気のため来日できなくなったようでアンドレアス・デルフスさん指揮に変更になりました。この全集も順調にスタートしたのですが,第4回,第5回(井上道義さんから大植さんに変更)と指揮者の交替が続き,なかなか多難ですね。

ただし,この日の演奏ですが,本当に気持ちの良い演奏でした。ベートーヴェンと言えば「重厚」「ドラマ」「苦悩」という印象がありますが,そういう印象よりは,率直に前に向かうエネルギーや清新な気分を伝えてくれるような演奏でした。デルフスさんの指揮がOEKの指揮をするのは初めてでしたが,ベートーヴェンを演奏し慣れているOEKの基礎的な能力をフルに生かして,伸び伸びと演奏させる一方で,両曲の要所で出てくる,アクセントやスフォルツァンドなどを強調し,若き時代のベートーヴェンらしさをしっかり伝えてくれました。

基本的に速目のテンポでキビキビと進むスタイルで,大きなテンポの動きはなかったのですが,強く絞めつけ過ぎるようなところがないので,音楽に余裕と安定感が感じられました。第2番,第3番とも良い演奏でしたが,「キリッ」という音が聞こえて来そうな,第2番の終楽章,ティンパニ,ホルンなどを中心に大きなクライマックスを作っていた「英雄」の第2楽章,非常に精悍な気分のある最終楽章など,「OEKらしいベートーヴェン」を聞かせてくれたのが素晴らしかったと思います。

最初に演奏されたバッハのオルガン曲のオーケストラ編曲版では,ウェーベルンの編曲を思わせるような精緻な音の組み合わせと絶妙のバランスを聞かせてくれました(この曲が最初の曲だったのですが,何かトラブルがあり,演奏がなかなか始まりませんでした。珍しいケースでしたが,一体何があったのでしょうか)。

デルフスさんは今回急遽,OEKを指揮することになったのですが,非常にOEKとの相性が良い指揮者だと思いました。是非今度はデルフスさんのプログラミングによる公演を聞いてみたいと思います。

PS. NAXOSさんとIKEさんによる「運命と呼ばないで」。しっかり販売していました。購入しましたので楽しみに読んでみたいと思います。

さて,百万石行列の方ですが,演奏会が終わった後,兼六園下方面に行ってみると,丁度利家役の原田龍二さんと出会いました。さすがに人気がありましたが...こうやってみると結構ユルイ感じの行列ですね。
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