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2014年4月27日 - 2014年5月3日

2014/05/03

ラ・フォル・ジュルネ金沢2014 5月3日の締めは,カンタさんを中心としたマルティヌー特集。カンタさんの真骨頂を発揮した素晴らしい公演。野外公演の後の室内楽,というのも落ち着きます。#lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢2014 5月3日はずっと野外で演奏を聞いていたのですが,19:30から,ようやくホールに入って,OEK首席チェロ奏者,ルドヴィート・カンタさんを中心としたマルティヌー特集の公演を聞きました。

Arthall

野外で公演を聞くのも良いのですが,ホールの中に入って,ゆったりと座席に着くと,やはり落ち着きます。

演奏された曲はカンタさんが以前から頻繁に演奏してるマルティヌーの室内楽作品集でした。マルティヌーは,スメタナ,ドヴォルザーク,ヤナーチェクに次ぐ,チェコorスロヴァキア系「第4の作曲家」という位置づけですが,実際に生で聞く機会はあまりありません。

私もほとんど聞いたことはなかったのですが,今年2月2日のスロヴァキア・トリオ(カンタさんがチェロ担当)の演奏でマルティヌーの作品が演奏されるのを聞いてから関心を持っています。戦争の影響を受けて,チェコからアメリカに亡命し,生涯孤独に暮らした作曲家であることが,作風にも反映しているところがあり,2月以来気になっています。

今回は鶴見彩さんのピアノ,アビゲイル・ヤングさんのヴァイオリンとの共演でしたが,やはり核はカンタさんだったと思います。マルティヌーの音楽については,「ちょっと不思議だな」「ちょっと違和感があるな」といった部分があり,それが個性になっている部分があります。カンタさんの演奏には,どの曲にも自信が溢れ,共感に満ちた力強さがありました。マルティヌーの「不思議」な感じが魅力に変わっていたと思います。

ヤングさんとカンタさんとの「対話」のような演奏,安定感と輝きに満ちた鶴見彩さんのピアノと相俟って,疲れた体に(やはり大阪桐蔭の演奏を1時間ぐらい立って聞いていたので...)ボヘミアの音がしみこんでいくような,気分の良さを感じました。

カンタさんのリサイタルについては,かなりの数を聞いてきましたが,考えてみると金沢市アートホールで聞くのは久しぶりのことです。今回のマルティヌー特集は,カンタさんの真骨頂を聞かせてくれる「会心の出来」だったと思います。今年のラ・フォル・ジュルネ金沢の中でも白眉の演奏会だったのではないかと,本公演を前にして思っています。

ラ・フォル・ジュルネ金沢2014 5月3日 2回目の大阪桐蔭を駅西広場で聞いてきました。客層に応じた楽しいパフォーマンス。それにしても恐るべきレパートリーの広さ #lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢2014は,一応,まだ「プレ・イベント」なのですが,本日の「吹奏楽の日」公演,「ピアノの日」公演+金沢市アートホールでの公演は,考えてみると他のラ・フォル・ジュルネにはない,「もっとも金沢らしい」内容だったかもしれません。

「吹奏楽の日」のゲストで登場した大阪桐蔭高校吹奏楽部ですが,15:00頃のしいのき迎賓館での公演の後,17:30からは金沢駅西口広場に移動し,もう一度野外で公演を行いました。私は一旦自宅に戻った後出直したのですが,17:30直前に行ってみると,既に大勢の人が集まっており立見になりました。

大阪桐蔭は,一昨日は富山県魚津市,昨日は能登半島先端の珠洲市,本日のお昼は石川県津幡町と少しずつ金沢に近づく形で公演を重ね,明日の午前11:00からはいよいよ石川県立音楽堂で公演を行います。最後に本丸に入城に入場するような高揚感がある感じです。

本日2回目の野外公演ですが,最初に15:00からの公演と同じく「雷鳴と電光」,「アイーダ」の凱旋行進曲(アイーダ用のトランペットを持っているのが驚きです),マーチングの演奏があった後は,アニメ系,ポップス系のメドレーが次々と演奏されました。マーチングの演奏の方は,しいのき迎賓館裏よりもスペース的に狭いので,お客さんのすぐ隣で演奏しているような状況になりましたが,それでも全然粗が目立たず,うるさくないのが素晴らしい点です。

Toin3

アニメ系の曲は,小さな子供が聞きに来ていることを意識したもので,手作り(?)のアンパンマン,ドラえもん,目玉おやじ(ゲゲゲの鬼太郎)の着ぐるみが順番に登場し(1年生部員などが入っていたようです),大いに受けていました。指揮の梅田隆司先生は,「指揮」だけではなく「仕切り」も得意で,「小さい子どもたちは,どんどん前においで」という感じで,しっかり配慮をしていました。終盤では,「寒くなってきたので,遠慮なく帰っていいよ」とか素晴らしい気配りでした(実際,結構寒かったです)。

アニメに続いては,EXILE,ビートルズなどのメドレーになりました。EXILEの方では歌も入っていましたが,マイクを通さずに生で声を聞かせるのが大阪桐蔭らしいところだと思います。ビートルズメドレーの方は,「どんだけ続くんだ」というぐらい沢山の曲が入ったメドレーでした。こうやって並べて聞くと,ビートルズには色々なタイプの曲があり,その後のポップスの流れに多方面に影響を与えていることがよく分かります。

最後は,「銀河鉄道999」で締められました。この曲は,大阪桐蔭の「締めの曲」の定番のような感じで,手を振っておしまいとなりました。

Toin2

大阪桐蔭高校は,今度,ニューヨークのカーネギーホールで公演を行うとのことですが,この内容ならば,アメリカでも大受けだと思います。明日の音楽堂での「本丸」公演の方は行こうかどうか迷っているのですが,楽しめることは間違いなさそうです。

ラ・フォル・ジュルネ金沢2014 5月3日は「吹奏楽の日」と風にも負けず,気持ちよく楽しめました。やはり大阪桐蔭のパワーとパフォーマンスが見事。個人的には遊学館の「マンボ男子」が本日のMVP #lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢2014 5月3日は恒例の「吹奏楽の日」ということで,半日近く,しいのき迎賓館裏の野外の石の広場で過ごしていました。午前中は時々小雨が交じり,一時演奏を中断していたようですが,午後からは天候は回復し,例年通り開放的な気分で音楽を楽しむことができました。

とはいえ,今日は風がかなり強く,演奏された吹奏楽団の皆さんにとっては,風がいちばんの大敵だったのではないかと思います。私は11:00頃から最後まで聞きました。今回印象に残ったのは,やはり今回ゲストとしてトリで登場した大阪桐蔭高校吹奏楽部の演奏&パフォーマンスでした。

Toin

野外演奏の場合,音響的には不利なのですが,総勢180人の演奏ということで音の迫力が圧倒的でした。最後のマーチングのステージでは,客席(芝の上ですが)の方まで管楽器が出てきて演奏しました。まとまって演奏している時にはそれほど気づかなかったのですが,あんなに沢山クラリネットやらホルンやらが居たとは驚きでした。お客さん全体を包み込んで,圧倒するような演奏で,盛大な拍手が起きていました。

最後に午後に登場した石川県内の高校吹奏楽部との合同演奏で,「東京オリンピックマーチ」が演奏されました。50年ほどの前の曲ですが,空が青空になってきたこともあり,マーチにピッタリという気分でイベントを締めてくれました。

Godo

↑背景に金沢城公演の石垣が見えるのも良いですね。

今日は風が強かったこともあり,風上で聞くか,風下で聞くかで音の届き方が全く違っていました。色々動き回った感じだと,出番を待つ控え用テント辺りが風下になっており,下手側で聞く方がよく聞こえました。県内吹奏楽部の演奏もそれぞれ個性的なパフォーマンスを見せてくれたりして,楽しめましたが,この「風下」で聞いた遊学館高校の演奏が特に素晴らしいと思いました。音がまろやかにブレンドしており,暖かさを感じました。

それと個人的に「本日のMVP」だと思ったのが,遊学館高校の最後の曲でマンボを踊っていた「マンボ男子」ですね。とても上手いと思ったのですが,どこか緩い感じもあり,ツボにはまってしまいました。「ラ・フォル・ジュルネ!」という掛け声も掛けてくれて宣伝効果も抜群?でした。

Manboman

本日ですが,大阪桐蔭の演奏があまりにも素晴らしかったので,もう一度,17:30の駅西広場での公演も見てこようと思います。

2014/04/29

ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2014 オープニング・コンサートは池辺さんのダジャレ満載。竹多倫子さんのソプラノ,金聖響指揮OEK+金沢大フィル...見所,聞き所満載の楽しい幕開け #lfjk

本日はオープニング・ファンファーレを聞いた後,一旦自宅に戻り,再度,オープニング・コンサートを聞いてきました。こんなことは東京のLFJではなかなかできないと思います。

14:00の演奏会の前に,再度JR金沢駅に行ってみると,金沢大フィルによる「新世界から」をもう一度演奏していました。お客さんの数は11:00の時同様,大賑わいでした。

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石川県立音楽堂の方に向かうと,何やら軽快な音楽が...。プログラムに書かれていないゲリラ(?)ライブが音楽堂前に登場するのもラ・フォル・ジュルネ金沢ならではです。恐らく,ハンガリー・ジプシー・トリオの皆さんだと思います。民族音楽というよりは,普通のジャズのトリオの演奏でしたが,やはりヴァイオリンが入っている点がハンガリー的なのかもしれません。これから一週間,色々なところでお目にかかりそうです。

Nec_0436

コンサートホールでは,オープニングコンサートに先立ち,開会セレモニーがありました。ラ・フォル・ジュルネ金沢は,前田家ご当主の下,石川県,金沢市,地元企業による財政的な支援で行われています。東京のラ・フォル・ジュルネにはこういうセレモニーはないと思うのですが,年に1回,谷本石川県知事,山野金沢市長の気合いの入った挨拶を聞くのも,ラ・フォル・ジュルネ金沢名物(?)になりつつあります。「来年は新幹線...」という言葉が目立ち過ぎていた気もしますが,実際,来年のLFJKがどういう雰囲気になるのか,注目したいところです。

山野市長は,あいさつ中で「ウィーン,ブダペスト....もう一つは....」とプラハをど忘れしてしまったのですが,池辺さんの「チェコっと忘れましたね」といった絶妙の突込みもあり,和気あいあいとしたムードで終わりました。

コンサートの方は,シュトラウスの「こうもり」序曲で始まりました。井上道義さんに代わって,急遽登場することになった金聖響さん指揮OEKの演奏は大変軽やかな演奏でした。井上さんだったらもっとタメを作りそうな部分がサラリとしていたり,個人的にはもう少し濃い演奏の良いかなという部分もありましたが,気持ちよく音楽祭が始まりました。

続いて,金沢市出身のソプラノ歌手,竹多倫子さんが登場しました。竹多さんは,昨年の日本音楽コンクールの声楽部門で1位を取った期待の歌手です。ドヴォルザークのルサルカとワーグナーのタンホイザーのアリアを歌われましたが,発声自体に常に余裕があり,豊かさのある素晴らしい歌を聞かせてくれました。音楽祭中,もう少し小さいホールで歌う機会もあるので,是非,間近でその声を聞いてみたいと思います。

ハンガリー舞曲の第1番と第5番が,若々しく演奏された後,サプライズゲストとして桂米團治さんが登場しました。米團治さんは,17:00からの「フィガロの結婚」(ハイライト)のPRを兼ねて登場していました。このハイライト公演は残念ながら聞けなかったのですが,ラ・フォル・ジュルネのフォーマットに合せるための良いアイデアだと思うので,金沢名物にしていっても面白いと思います。

さて,コンサートですが,最後に金沢大学フィルのメンバーが弦楽器に加わり,「新世界から」の第4楽章が演奏されました。今日の11:00から,これで聞くのが3回目だったのですが,やはりコンサートホールでの大編成の演奏が最高ですね。駅での金大フィルの演奏の時は,ホルンの高音が2回とも「ガンバレー」という感じだったのですが(本当に4楽章のこの高音はホルンの難所ですね),今回はOEKの金星さんが見事に決めてくれました。金聖響さんの指揮ぶりは,非常にストレートで,曲の迫力がスムーズに瑞々しく伝わってきました。

というようなわけで,石川県立音楽堂と金沢駅周辺は,音楽祭初日から音楽の溢れる,華やかな良い雰囲気に包まれていました。

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恒例の辻口さんのスイーツも販売していました。来年は朝の連続ドラマ関連もあるので,さらに話題を集めそうですね,
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ラ・フォル・ジュルネ金沢2014熱狂の日音楽祭は,金沢大学フィルの「新世界から」で開幕 #lfjk

今年もラ・フォル・ジュルネ金沢2014熱狂の日音楽祭が開幕しました。午前11:00にJR金沢駅で金沢大学フィル演奏で始まった...ようなのですが...実は遅刻してしまい,11:05頃から聞き始めました。演奏していたのはドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」の第4楽章でした。

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やはりフル編成のオーケストラが駅の構内で演奏しているというのは驚きの光景で,観光客も巻き込んで,大賑わいでした。金大フィルの演奏は,堂々たるテンポによる演奏でした。私は金管楽器,打楽器の横で聞いていたのですが,こういう状態で聞けるのもラ・フォル・ジュルネならではです。

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今日はこの後,オープニング・コンサートを聞いてくる予定です。金沢の天気は,ラ・フォル・ジュルネにしては珍しく,今にも雨が降って来そうな天気です。やはり井上道義さんは「晴れ男」だったのでしょうか。この一週間は,音楽堂を中心に音楽に生演奏に浸りたいと思います。

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