OEKのCD

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2015/04/14

第14回北陸新人登竜門コンサート弦楽器部門 西悠紀子さんがウォルトンのヴィオラ協奏曲を堂々と演奏。過去の出演者,荒井結子(Vc),岡本潤(Cb),筒井裕朗(Sax)が花を添えました #oekjp

毎年,4~5月に行われている北陸地方の新人演奏家発掘のための北陸新人登竜門コンサート。今年は弦楽器部門でした。今回は出演者が少なく,ヴィオラの西悠紀子さんのみが登場しました。西さんは,富山市にある桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程に在籍されている方です。

ヴィオラ奏者がこの演奏会のオーディションを通過したのは初めて。しかも,ウォルトンという,あまり実演で演奏される機会の多くない作曲家の作品ということで,内容的には「玄人好み」といった感じの渋いものとなりました。

私自身,ウォルトンの曲を聞くのは初めてでしたが,少しジャズのテイストのある聞きやすい作品でした。西さんは大変誠実に,そして堂々と渋い作品を聞かせてくれました。特に第3楽章の最後のじっくりと聞かせる部分の落ち着いた感じが素晴らしいと思いました。

この日は平日の夜ということもあり,お客さんの入りは悪く,井上道義さんも「今日来てくれたお客さんがいちばん大切なお客さん」といったことを語っていました。その言葉どおり,新人奏者の門出を盛り上げて上げようという感じの拍手が続き,とても暖かい雰囲気がありました。OEKも集中力の高い,聞きごたえのある演奏を聞かせてくれました。

今回は,新人が1人ということで,前半には過去の登竜門コンサート出演者の中から次の3人の方が出演し,ガラコンサートのように,それぞれが親しいやすい曲を演奏しました。

  荒井結子(チェロ/ ゲスト:2006年登竜門優秀者)
  岡本潤(コントラバス/ ゲスト:2009年登竜門優秀者)
  筒井裕朗(サクソフォン/ ゲスト:1998年登竜門優秀者)

前半に演奏された曲は,フォーレ:夢のあとに,ブルッフ:コル・ニドライ,ドビュッシー:美しい夕暮れ ということで,平日の夕方過ぎに一息ついて聞くのにぴったりでした。個人的には,有名な曲の割にあまり実演で聞いたことのなかった「コル・ニドライ」を聞けたのが特に収穫でした。後半,光が差すように曲が明るくなるのが効果的でした。

演奏会の時間も1時間ちょっとで,いつもよりも短めでしたが,まったく物足りない感じははく,かえって「平日に聞くには丁度良いかな」と思いました。

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