OEKのCD

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2016/05/03

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 本公演1日目 OEKの四季,ケフェレック,カンマーアカデミー・ポツダム,ラデク・バボラーク,椿姫ハイライト #lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016も本公演が始まりました。
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今年は(も?)3日連続で聞きに行く予定です。ただし,「連日,朝から晩まで」というのも体力的に大変なので,3日目に体力が残るように焦点を合わせ,本日は少な目にしました。

コンサートホールの公演は「朝一」の吹奏楽公演が満席だったようですが,邦楽ホールの最初の公演,ヴィヴァルディの四季も人気曲だけあって,満席になっていたようです。演奏は,OEKで,独奏ヴァイオリンは,OEKと初めて共演する(多分),ベルリン・フィルの第1ヴァイオリン奏者,町田琴和(Vn)でした。

実は,ヴィヴァルディの四季については,昨年のラ・フォル・ジュルネ金沢でもOEKが演奏しています。その時はコンサートミストレスのアビゲイル・ヤングさんとの熱い演奏でした。ヴィヴァルディの四季については,CD録音をしていることもあり,「OEK版」と言っても良いような流儀がある気がしますが,今回の町田さんとの演奏は,その流儀に初共演の町田さんのシャキッとした演奏が絡み合い,クールな緊張感のある演奏だったと思います。バロック音楽ならではの,通奏低音の音の自在の動きも楽しめました。

その後,邦楽ホール前のカジマートさんでタケノコご飯を買って昼食。450円というお得な価格でした。今年のタケノコは当たり年という噂ですが,そのとおりだと思いました。
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音に釣られて鼓門下に行くと,ものすごい人だかり。金沢市中学校吹奏楽団が演奏中でした。こういった中学生が音楽祭に関わることで,LFJKは着実に金沢市民に浸透していっていると思います。
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金沢駅から兼六園口の方に出ると,ドームの中に吹奏楽の音が気持ちよく広がっています。この感覚は,ディズニーランドなどのテーマパークに入った時のワクワク感とかなり似ているのではないかと感じました。

続いてコンサートホールのカンマーアカデミー・ポツダムとアンヌ・ケフェレックさんの公演へ。ケフェレックさんは,毎回登場しているのですが,必ず赤丸を付けて聞きに行っています。今回演奏されたモーツァルトの27番は,ラ・フォル・ジュルネ金沢の2年目にも一度,OEKと共演していましたので,本当は当初の予定の21番を聞きたかったのですが,OEKの時とは一味違ったコラボレーションを楽しませてくれました。

ケフェレックさんのピアノの音は年々自信と気品が増してくるようです。全体に穏やかで優しい雰囲気が漂う中,時折,晩年のモーツァルト作品らしく,ものすごく深い陰が漂います。その表現に作為的なところがなく,今年のテーマどおり「自然」でした。全曲どこを取っても美しさと深さに満ちていました。

カンマーアカデミー・ポツダムの演奏は,最初に演奏された「水上の音楽」の時もそうだったのですが,全員(チェロ以外)が立って演奏していました。トランペットやホルンはオリジナル楽器(多分。バルブが付いていなかった気がします)を使っていましたが,出てくる音には古臭いところはなく,すべての音が軽やかに溶け合っていました。

モーツァルトのピアノ協奏曲の時も全員が立って演奏していたのは珍しいと思います。ケフェレックさんは,指揮をしているわけではなかったのですが,オーケストラと向き合う形(お客さんに背を向ける形)で座っていました。特に木管楽器とは正面から向き合う形になります。曲の最初の方から,この木管楽器の音がとてもくっきりと聞こえていたのがとても印象的でした。この積極性あふれる木管の音が,「あの世」に近づいたような響きを「この世」の方に引き戻しているような気がしました。

弦楽器の方はとても軽やかな音で(OEKよりも一回り少ない人数でした),独特の浮遊感のある演奏を楽しませてくれました。

その後,いったん帰宅し,夜まで休息。カンマーアカデミー・ポツダムによるK123の公演は聞けなかったのですが,ボッケリーニの「マドリードの夜の通りの音楽」は,きっと楽しめたのではないかと思います。

さて夜の部です。18:00からは,金沢オリジナル公演の元ベルリン・フィルの首席ホルン奏者,ラデク・バボラークを中心とした室内楽公演では,バボラークの”ムラなく・ムリなく”コントロールされた見事な音に改めて感嘆。最後に演奏されたブラームスのホルン三重奏曲(この曲は,一度,実演で聞いてみたかった曲です)は,特にじっくりと演奏され,特に聞きごたえがありました。終演後は,サイン会も行っており,しっかりいただいてきました。

本公演1日目の締めは,OEKによるヴェルディ「椿姫」ハイライトでした。実は,もっとお手軽な感じの内容を予想していたのですが,公演時間が通常のラ・フォル・ジュルネ・サイズ(45分)よりも長かったこともあり,2幕後半ヴィオレッタとジェルモンの場を中心に,ほとんど全部観てしまったような充実感がありました。改めて,「椿姫」は,各幕に聞きどころの多い作品だと思いました。

ステージでのオペラらしく,ソロも合唱も管弦楽も大変ダイナミックに聞こえてきました。ソリストの中ではアルフレート役の清水徹太郎さんの声がこの役にぴったりでした。ヴィオレッタ役のヤーナ・ボルコヴァさんは,大変よく通る声でしたが,ヴィオレッタにしては,ちょっと元気が良過ぎるかな,と思いました。

本日は4公演を聞きましたが,こうやって振り返ると,金沢独自企画の公演がどんどん充実しているな,と感じました。

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