OEKのCD

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2016年3月27日 - 2016年4月2日

2016/03/27

石川県ジュニアオーケストラ第22回定期演奏会は,蝶々夫人のハイライトなど春の雰囲気のコンサート

年度末恒例の石川県ジュニアオーケストラの定期演奏会を聞いてきました。回を重ねて,今回で22回目になります。

この演奏会では,毎回ラ・フォル・ジュルネ金沢のテーマの作曲家の曲を取り上げることが多く,今年のテーマ「ナチュール自然」にちなんで,ベートーヴェンの「田園」交響曲の第1楽章が取り上げられたのですが,それ以外については,「人間の人間の関係」ということで,「アナと雪の女王」の音楽(姉妹),シュトラウス父子の音楽,プッチーニの歌劇「蝶々夫人」の抜粋が演奏されました。

最初に演奏された「アナ雪」の音楽は,コンパクトに映画全体の雰囲気を伝えてくれるアレンジであり演奏でした。ベートーヴェンの「田園」は,実は,ラ・フォル・ジュルネ金沢ではOEKも演奏するということで,競演という形になります。全体にとても穏やかに演奏されており,「田園」のタイトルに相応しいのどかな雰囲気がありました。

シュトラウス・ファミリーの曲では,「金沢といえば雷」ということで,「雷鳴と稲妻」が演奏されました。どの曲もそうだったのですが,演奏のメリハリがしっかり効いており,しっかり練習しているなぁということが分かる演奏でした。打楽器や金管楽器の華やかな活躍もあって,聞きごたえ十分でした。

前半最後は,おなじみのラデツキー行進曲でした。鈴木織衛さんがしっかり仕切ってくれたので,リラックスして楽しむことができました。

後半は,ジュニア・オーケストラのプログラムとしては,異例だと思いますが,プッチーニの「蝶々夫人」の抜粋が石川公美さんの蝶々さん,表まり子さんのスズキで演奏されました。女声合唱団も加わっており,本格的な抜粋となっていました。オペラ全体の出だし同様,緊迫した雰囲気で始まった後,オペラの前半の音楽が続くのですが,この甘くロマンティックな響きが見事でした。どこか「春が来た」という気分がある,さすがプッチーニという音楽ですね。

その後,石川さんと表さんの歌を交えて「ある晴れた日に」「花の二重唱」などが歌われました。特に石川さんの声は,凛とした強さがあり,蝶々さんの一途な気持ちがしっかり伝わって来ました。最後に舞台裏からハミングコーラスが聞こえてきて終わったのですが...この終わり方は,ちょっと中途半端だったたかもしれません。オペラ全体の雰囲気を伝えるならば,蝶々さんの死まで必要だったかな,と思いました。

というわけで,ちょっと終わり方が淋しい感じだったのですが,オペラの世界をしっかりと味わうことができました。先日の「オーケストラの日」コンサート以降,ジュニア・オーケストラを聞くのは今月2回目ですが,ステージ経験を重ね,どんどん充実感を増しているようですね。ラ・フォル・ジュルネ金沢での演奏にも期待したいと思います。

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