OEKのCD

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2016年5月1日 - 2016年5月7日

2016/05/06

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 #lfjk 最終日は,朝一のエル=バシャを手始めに,惑星,グランドキャニオン,福間洸太朗,OEKの田園,栗コーダーカルテット,小山実稚恵,そしてクロージングコンサート。関係者の皆さん,ありがとうございました。

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016の最終日も,金沢市は快晴に恵まれました(風は相変わらず強かったですが)。私は,朝一のエル=バシャを手始めに,惑星,グランドキャニオン,福間洸太朗,OEKの田園,栗コーダーカルテット,小山実稚恵,そしてクロージングコンサートを聞いてきました。

エル=バシャさんのベートーヴェンは,日常を超越した世界が広がっていました。一見クールな中,哲人が思黙考するような瞬間がありました。聞くたびに素晴らしいピアニストだなぁと感じます。エル=バシャさんのベートーヴェン,また聞いてみたいです。

ナビル・シェハタ指揮新日本フィルによる「惑星」は,今回,特に人気の高かったプログラムで,超満員でした。それだけ,金沢で演奏される機会の少ない作品です。

今回の演奏ですが,引き締まった筋肉質の「火星」から始まり,大編成オーケストラの魅力を堪能できました。生で聞くと一層楽しめる曲です。終盤の海王星,天王星など,これまであまり熱心に聞いたことのなかった曲が特に面白いと思いました。ちなみに,天王星の最後に女声合唱のヴォカリーズが入ることになっていますが,今回は舞台裏の電子的な楽器(?)で代用していたようです。

本日の昼食。
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井上道義指揮新日本フィルのグローフェ「グランドキャニオン」では,堂々たるスケール感の「日の出」をはじめ,大変じっくりダイナミックに大峡谷の一日が描かれていました。この曲はCDでも実演でも,近年は軽視されがちですが,名曲だなぁと実感。最後の「豪雨」の部分では(井上さんお得意の)照明の演出もありました。

午後からは今回初めてアートホールへ。
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福間洸太朗さんの公演は,ナチュールのテーマどおりのこだわりの選曲でした。技巧的な曲や標題のある小品の数々を聞きながら,SPレコード時代のヴィルトーゾ・ピアニストの時代が再来するのも面白いかもと実感。最後のリストの曲は大盛り上がりを感じました。

続いて,ナチュールのテーマでは絶対欠かせないベートーヴェン「田園」を井上道義指揮OEKの演奏で聞きました。この公演も超満員でした。次のような感じで両サイドもいっぱいでした。
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演奏の途中(3楽章の途中)でティンパニ,トロンボーン,トランペット,ピッコロが 入ってくるなど(「チーム嵐」でどう?)の井上さんならではの「目立たせる工夫」をしつつ,「OEKのいつもの田園」を新鮮に聞かせてくれました.

この時間帯は大賑わいでした。
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続いて時間調整も兼ねて栗コーダーカルテットの公演へ。実は...昨晩の「花の章」公演の払い戻しがこれに化けました。ナチュールに関係あるのかは不明ですが,「自然体」の演奏ということでナチュールなのかもしれません。リコーダーとテューバの組み合わせが実に良い味を出していました。サインもいただいてきました。

↓次のような感じのステージで,楽器を色々持ち替えて演奏していました。
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コンサートホール公演の最後は,小山実稚恵さんのソロによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番他。実質的なトリに相応しい力感と高級感の溢れる演奏でした。クルデーレさん指揮プチョン・フィルも大変若々しいバックアップでした。

その後,交流ホールに向かい,クロージングコンサートに参加してきました。

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↓開演を待つお客さん
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クロージングコンサートでは,今回登場した3人の指揮者+歌手2名+OEK祝祭管弦楽団による楽しいステージでした。ホールの響きは相変わらずデッドですが(やはり,昨年よりもステージの高さが少し変わった気がしますが...気のせい?),オケを間近に取り囲んでのステージは聴衆の一体感を高めてくれます。演奏された曲の中では,OEKが演奏することはまずない,スターウォーズのテーマがとても新鮮でした(かなり以前,ボブ佐久間さんや渡辺俊幸さん指揮で聞いたことがあるかも)。

登場したソプラノのボルコヴァさんとバスの森雅史さんの声も素晴らしかったですね。特にボルコヴァさんの声は間近で聞くと音がダイレクトに飛び込んでくるようで圧倒的でした。

その後,森さん主導で,シューベルトの「野ばら」を皆で歌いました。昨年歌った「ハレルヤコーラス」は難易度が高かったのですが,「野ばら」ならば,私でも歌えました。ドイツ語の歌詞でも皆さんほぼ大丈夫そうでした。

今回のラ・フォル・ジュルネ金沢ですが,大曲が多かったこともありOEK祝祭管弦楽団が大活躍でした。いろいろ課題はあると思いますが,是非継続していって欲しいと思います。例えば,5月以外にも9月(音楽堂アニバーサリーなど)にも登場し,大曲を演奏するのもありかも。POPSオーケストラとしてジョン・ウイリアムズ特集とかでも面白いかもしれません。

今年のラ・フォル・ジュルネ金沢は,テーマの面では「何でもあり」の気配はありましたが,例年通り,充実した内容だった思います。祭の終わりの寂しさを感じつつ,明日から現実復帰です。関係者の皆様,ありがとうございました。

2016/05/05

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 ナチュール:自然と音楽 本公演2日目 コンサートホールを中心に京大,OEK,プチョンの3オーケストラ+ペレスさんのピアノ,中嶋彰子+能を聞きました #lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 ナチュール:自然と音楽 本公演2日目は,天気予報が外れる形で,思わぬ快晴となりましたが,公演の方では,思わぬ「花の章」事件があるなど,変化に富んだ1日となりました。

↓午後のようす。凄い人数です。
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この「花の章」事件は,プチョン・フィルによるマーラーの交響曲第1番「巨人」の公演で予定されていた「花の章」が予告なく演奏されなかったというものです。単純な曲目変更ならば,よくあることですが,「花の章付き」というのが,この公演のチケットを売る場合の決め台詞だったと思うので,かなり反響は大きく,結局,「払戻可能」ということになりました。

私自身,演奏の途中から,「どこで演奏する?なぜ演奏しない?」といったことが気になり,演奏後拍手できませんでした(初めてのことです)。直前のペレスさんの公演がかなり伸びたので,その影響でカットしたのかな?などと勝手に憶測していました。それに加え...実は演奏自体にも満足できませんでした。音が鳴っているだけで味が薄いと感じました。後ろめたいところはありましたが,けじめとして払戻をしてきました。

通常の公演の場合,演奏者目当てのことが多いのですが,ラ・フォル・ジュルネの場合,曲目で選ぶ人も多いので,この辺は特に慎重さが必要なのだと思います。それにしても...演奏後に払戻,というのは大変珍しいケースかもしれません。その対応の速さには感心しました。

さて,その他の公演ですが,朝一で行われた井上道義指揮京都大学交響楽団の演奏を聞いたて,その水準の高さに感嘆しました。特にドヴォルザークの交響曲第8番の第4楽章の最初のトランペット。素晴らしい音がピシッと揃って,鳥肌が立ちました。井上さんも「どうだ!」という表情でしたね。

今回はとても良い場所(2階前方のバルコニー席)で聞いたこともあり,団員と一緒になって井上さんの指揮に反応するような感じで楽しんでしまいました。

↓違反かもしれませんが...終演直後に撮影したものです。
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改めて,間近で見る井上さんの指揮の素晴らしさを実感すると同時に,その手足,それどころか,その血や肉になったような集中力の高い演奏を聞かせてくれました。

この公演では,最初に「ウィーンの森の物語」も演奏しました。ツィター無しだったこともあり,最初の部分をバサっとカットして,いきなりフルートの独奏(立って演奏していたのにも驚きました)が出て来たのにも驚いたのですが,最後,OEK弦楽メンバーがオルガンステージに登場し,照明が緑に変わり,通常ツィターが演奏する部分を室内楽風に演奏しました。これは面白い演出だと思いました。!

OEKメンバーの服装がリアルなふだん着だったので,ウィーン観光中のアーティストが思わず飛び入りで参加...という「物語」を勝手に作って聞いてしまいました。音楽堂オリジナル版としてまた聞いてみたいものです。

今,「朝一」と書いたのですが,実はその前に,交流ホールで行われた金大吹奏楽団のファミリーコンサートも少し聞きました。演奏された「カーペンターズメドレー」に含まれる曲だけではなく,真島俊夫編曲版自体が既に定番ですね。聞いていて懐かしくなりました。

その時に気づいたのですが,交流ホールの八角形ステージですが高さが昨年までよりも低くなっていること(のような気がしたのですが....)に気づきました。これは大変良いと思います。音の通りがよくなった上,ステージがさらに間近になりました。サイド前方で聞いていたのですが,金大吹奏楽団と客席の一体感を感じました。

その後,昼食。本日は能登牛のカレー。においが一番のPR手段ですね。
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午後からは,アレッサンドロ・クルデーレさん指揮OEK祝祭管弦楽団による「白鳥の湖」「火の鳥」の紅白鳥尽くし。京大交響楽団の素晴らしい演奏の後でしたが,やっぱりOEKの演奏は鮮やかだなぁと思いました。クルデーレさんはまだ若い方で,指揮ぶりの方も,もう少し熟練が必要かな,という気はしましたが,メンバーに暖かく(?)見守られているようで,とても気持ちの良い音楽を聞かせてくれました。

邦楽ホールに移動し,ルイス・フェルナンド・ペレスさんの公演。これは,今回のテーマにぴったりのしっかりとしたコンセプトのプログラム。ピアノ曲については,小品~中品が多いのですが,やはり本家のプログラム(ルネ・マルタンさん監修?)は,面白いと思いました。

吟味し尽くされたような素晴らしいタッチと秘めた熱さと...演奏後の笑顔。本当に素晴らしいピアニストだと思いました。超満員のお客さんも大満足でした。

アンコールを2曲も演奏してくれてペレスさんも絶好調でしたね。ただし,この影響で,その後の公演が5分ずつ後ろに伸びてしまいました,

プチョン・フィルのマーラーの後は, 金沢名物の能とのコラボ。今年は中嶋彰子さんとの共演による,月に憑かれたピエロを中心とした内容でした。月に憑かれたピエロについては,数年前,映像付き公演を見たことがありますが,今回はその時の映像を転用していました。それに渡邊荀之助さんの般若が加わり,ピエロを殺害といった...非常にチャレンジングな公演になっていました。

ただし,相変わらず能自体については,どう楽しむのかよく分かりません。今回,池辺晋一郎さんによる「月に憑かれたピエロ」についてのトークが入ったのですが,伝統芸能としての能をPRするためにも,「能のしきたり」についてのプレトークも必要かな,と感じました。

その他,中嶋さんの独唱で歌曲も数曲歌われました。可憐さと深さが同居したような歌は,どれも見事でした。金沢で何回も聞いていることもありますが,私にとって今いちばん波長の合うソプラノ歌手が中嶋さんといえそうです。

本日の最終公演は,おなじみ菊池洋子さんのピアノ+クルデーロ指揮OEKによる,グリーグのピアノ協奏曲他でした。菊池さんのピアノには,結構粗い部分もあったのですが,冒頭の堂々としたタッチから,見ているだけでスケールが大きいなぁと感じました。それと,菅原さんのティンパニは,相変わらず迫力があります。一日の最後(=結構疲れていました)ということもあり,緩徐楽章は特に心地よく響きました。

というわけで,あれこれあった一日でしたが,複数のオーケストラを聴き比べられるというのは,やはりラ・フォル・ジュルネらしいところだと思います。

↓ホテル日航金沢の建物内の生け花も,心なしかかなりナチュール風でした。
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2016/05/03

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 本公演1日目 OEKの四季,ケフェレック,カンマーアカデミー・ポツダム,ラデク・バボラーク,椿姫ハイライト #lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016も本公演が始まりました。
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今年は(も?)3日連続で聞きに行く予定です。ただし,「連日,朝から晩まで」というのも体力的に大変なので,3日目に体力が残るように焦点を合わせ,本日は少な目にしました。

コンサートホールの公演は「朝一」の吹奏楽公演が満席だったようですが,邦楽ホールの最初の公演,ヴィヴァルディの四季も人気曲だけあって,満席になっていたようです。演奏は,OEKで,独奏ヴァイオリンは,OEKと初めて共演する(多分),ベルリン・フィルの第1ヴァイオリン奏者,町田琴和(Vn)でした。

実は,ヴィヴァルディの四季については,昨年のラ・フォル・ジュルネ金沢でもOEKが演奏しています。その時はコンサートミストレスのアビゲイル・ヤングさんとの熱い演奏でした。ヴィヴァルディの四季については,CD録音をしていることもあり,「OEK版」と言っても良いような流儀がある気がしますが,今回の町田さんとの演奏は,その流儀に初共演の町田さんのシャキッとした演奏が絡み合い,クールな緊張感のある演奏だったと思います。バロック音楽ならではの,通奏低音の音の自在の動きも楽しめました。

その後,邦楽ホール前のカジマートさんでタケノコご飯を買って昼食。450円というお得な価格でした。今年のタケノコは当たり年という噂ですが,そのとおりだと思いました。
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音に釣られて鼓門下に行くと,ものすごい人だかり。金沢市中学校吹奏楽団が演奏中でした。こういった中学生が音楽祭に関わることで,LFJKは着実に金沢市民に浸透していっていると思います。
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金沢駅から兼六園口の方に出ると,ドームの中に吹奏楽の音が気持ちよく広がっています。この感覚は,ディズニーランドなどのテーマパークに入った時のワクワク感とかなり似ているのではないかと感じました。

続いてコンサートホールのカンマーアカデミー・ポツダムとアンヌ・ケフェレックさんの公演へ。ケフェレックさんは,毎回登場しているのですが,必ず赤丸を付けて聞きに行っています。今回演奏されたモーツァルトの27番は,ラ・フォル・ジュルネ金沢の2年目にも一度,OEKと共演していましたので,本当は当初の予定の21番を聞きたかったのですが,OEKの時とは一味違ったコラボレーションを楽しませてくれました。

ケフェレックさんのピアノの音は年々自信と気品が増してくるようです。全体に穏やかで優しい雰囲気が漂う中,時折,晩年のモーツァルト作品らしく,ものすごく深い陰が漂います。その表現に作為的なところがなく,今年のテーマどおり「自然」でした。全曲どこを取っても美しさと深さに満ちていました。

カンマーアカデミー・ポツダムの演奏は,最初に演奏された「水上の音楽」の時もそうだったのですが,全員(チェロ以外)が立って演奏していました。トランペットやホルンはオリジナル楽器(多分。バルブが付いていなかった気がします)を使っていましたが,出てくる音には古臭いところはなく,すべての音が軽やかに溶け合っていました。

モーツァルトのピアノ協奏曲の時も全員が立って演奏していたのは珍しいと思います。ケフェレックさんは,指揮をしているわけではなかったのですが,オーケストラと向き合う形(お客さんに背を向ける形)で座っていました。特に木管楽器とは正面から向き合う形になります。曲の最初の方から,この木管楽器の音がとてもくっきりと聞こえていたのがとても印象的でした。この積極性あふれる木管の音が,「あの世」に近づいたような響きを「この世」の方に引き戻しているような気がしました。

弦楽器の方はとても軽やかな音で(OEKよりも一回り少ない人数でした),独特の浮遊感のある演奏を楽しませてくれました。

その後,いったん帰宅し,夜まで休息。カンマーアカデミー・ポツダムによるK123の公演は聞けなかったのですが,ボッケリーニの「マドリードの夜の通りの音楽」は,きっと楽しめたのではないかと思います。

さて夜の部です。18:00からは,金沢オリジナル公演の元ベルリン・フィルの首席ホルン奏者,ラデク・バボラークを中心とした室内楽公演では,バボラークの”ムラなく・ムリなく”コントロールされた見事な音に改めて感嘆。最後に演奏されたブラームスのホルン三重奏曲(この曲は,一度,実演で聞いてみたかった曲です)は,特にじっくりと演奏され,特に聞きごたえがありました。終演後は,サイン会も行っており,しっかりいただいてきました。

本公演1日目の締めは,OEKによるヴェルディ「椿姫」ハイライトでした。実は,もっとお手軽な感じの内容を予想していたのですが,公演時間が通常のラ・フォル・ジュルネ・サイズ(45分)よりも長かったこともあり,2幕後半ヴィオレッタとジェルモンの場を中心に,ほとんど全部観てしまったような充実感がありました。改めて,「椿姫」は,各幕に聞きどころの多い作品だと思いました。

ステージでのオペラらしく,ソロも合唱も管弦楽も大変ダイナミックに聞こえてきました。ソリストの中ではアルフレート役の清水徹太郎さんの声がこの役にぴったりでした。ヴィオレッタ役のヤーナ・ボルコヴァさんは,大変よく通る声でしたが,ヴィオレッタにしては,ちょっと元気が良過ぎるかな,と思いました。

本日は4公演を聞きましたが,こうやって振り返ると,金沢独自企画の公演がどんどん充実しているな,と感じました。

2016/05/01

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 吹奏楽の日 強風にも負けず「自然と音楽」を実感できました。陸上自衛隊の歌姫 鶫真衣さんの伸びやかな声が広場全体に広がっていました。 #lfjk

本日は午前10時から午後4時まで,ラ・フォル・ジュルネ金沢恒例の「吹奏楽の日」公演をしいのき迎賓館裏の緑地で聞いてきました。今年のテーマは「自然と音楽」ということで,この公演自体テーマにぴったりです。金沢城の石垣を背景として,12団体が次々登場し,それぞれ楽しませてくれました。

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本日は,晴れ過ぎない天気で気温の面では丁度良かったのですが,風がかなり強く,演奏者の方は譜面台が飛んでいかないか神経を使っていたようです。最初に登場した遊学館高校吹奏楽メンバーが,譜面が飛んでいかないようにサポートする「裏方」の仕事をずっとされていましたが,この辺が野外公演の大変なところです。

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↑最初に登場した遊学館高校

演奏された曲は,「日本のマーチ」というのが「課題」となっていたようで,どのバンドも行進曲を入れていました。また,先日亡くなられた,吹奏楽曲を数多く作・編曲していた真島俊夫さんを偲ぶような形で真島さんの作品も沢山登場しました。

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↑今回登場したバンドの中ではいちばん大所帯だった小松高校。120人近くの部員がいるそうです。

今回も石川県内の高校吹奏楽部が中心に出演しました。こういった公演の場合,小松明峰の「風になりたい~宝島」,小松高校の歌謡曲メドレーなど,パフォーマンス入りの曲も楽しかったのですが,本日のいちばんの聞きものは,やはり陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏だったと思います。

それほど大編成ではありませんでしたが,音がピシッとした張りと透明感がありました。本家本元という感じの東京オリンピックのファンファーレと行進曲も品格がありました。それと金沢出身のソプラノの鶫真衣さん歌がお見事でした。野外公演ということでエコー付きのマイクを使っていたこともあり,その伸びやかな声が,金沢城の石垣に届くぐらいに広がっていました。

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↑はっきり分かりませんが,指揮者の隣で歌っているのが鶫さんです。今回の歌で,鶫さんは,一気に金沢ではスターになったと思います。

今回,鶫さんの歌を楽しみにしていた人が多かったようで,お客さんは特に沢山入っていましたが,「歌姫登場」に大満足されていたようです。

流石に一日,芝生の上に座っていると疲れたのですが,今年もまた金沢ならではの「自然と音楽」を同時に楽しめる企画を楽しむことができました。


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