OEKのCD

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2018/06/12

#川瀬賢太郎 指揮OEK小松定期の方は,珍しくチャイコフスキー:交響曲第5番がメイン。スコアが見えるような解像度の高さ!さすがOEKという演奏。#平野加奈 さんとのピアノ協奏曲第1番も大変鮮やか。帰宅途中,チャイ5の後のゴーゴーカレーで締め #oekjp

先週土曜日に,川瀬賢太郎さん指揮OEKによる,シューマンの「ライン」と武満徹の「系図」を中心とした素晴らしい定期公演を聞いたばかりでしたが,本日はOEKが単独で演奏する機会は非常に少ない,チャイコフスキーの大曲2曲を演奏する小松定期公演が行われたので,車で小松まで出かけて聞いて来ました。

OEK単独といっても,弦楽器の方は各パート2名ずつぐらい増員し,金管楽器も増強していましたので,この日のOEKは,合計60名ぐらいの編成になっていました。通常の1.5倍の人数ということで,OEK+といったところでしょうか。この編成によるチャイコフスキーですが,こまつ芸術劇場うらら大ホールの音響が,かなりデッドだったこともあり,各楽器の音が非常にクリアに聞こえてくるのが特徴でした。60名のオーケストラとなると,音がダイレクトに聞こえすぎて,少々疲れる部分もあったのですが,その分,OEKのアンサンブルのすばらしさを再認識することができました。

もちろん川瀬さんの音楽づくりの精緻さにもよると思いますが,各楽器の音の動きやニュアンスの変化が非常に鮮やかに分かり,スコアが見えるような演奏というのは,今回のような演奏なのではと思いました(想像で書いているのですが...)。交響曲第5番はもともと聞き所満載の作品ですが,その魅力が細部に渡るまで鮮やかに伝わってきました。

川瀬さんのテンポ設定は,土曜日の金沢での定期公演の時同様,あわてたようなところはありませんでした。時にはしっかりと間をとって,スケールの音楽を聞かせてくれました。そして,各楽章のクライマックスでは緊張感と高揚感を感じさせてくれました。その一方,全曲のクライマックスの第4楽章では,非常に流れの良い,推進力のある音楽を聞かせてくれました。コーダの部分での輝きと品格のある金管楽器の音も素晴らしいと思いました。

それにしても,今回の演奏では,色々な音が聞こえてきました。第1楽章の最後の部分のファゴットの音が非常に不気味に聞こえたり,第2楽章のホルン独奏のヴィブラートがクリアに聞こえたり,第4楽章主部に入ったところで,ホルンがタンギングのような感じで細かい音を吹く部分がとてもクリアに聞こたり,その後に続く,木管楽器の合奏で流れるようなメロディを演奏する部分がはっきり聞こえたり(最近,こういう部分が好きなのです)...どこをとっても臨場感たっぷりでした。

チャイコフスキーの交響曲第5番は何度聞いても楽しめる曲ですが,今回の演奏は,いつもとは違った部分に光を当ててくれたような,素晴らしい演奏だったと思います。

前半では,金沢出身のピアニスト,平野加奈さんとの共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が演奏されました。こちらも立派な演奏でした。平野さんがこの曲を演奏するのは,昨年末に金沢で行われた,ロシアの交響楽団との共演以来のことだと思いますが,この難曲に正攻法で取り組んだ,渾身の迫力が伝わってくるような演奏だったと思います。両手のオクターブで速い動きが続く部分などは,とても華やかでしたが,軽薄な感じになることはなく,曲全体としての立派さを感じさせてくれるような演奏だったと思います。

平野さんについては,石川県立音楽堂ができて間もない頃の,石川県新人登竜門コンサートに出演して以来(まだ中学生だったはずです),注目していたのですが,その後,次第に活躍の場を広げ,ついにはチャイコフスキーのピアノ協奏曲でOEKと再共演するようになりました。このことに感慨深さのようなものを感じています。こういう長いスパンに渡っての成長を見守ることができるのも,音楽を聞き続けることの喜びの一つだと思います。

というわけで,川瀬×OEKシリーズ第2弾も大変充実した内容でした。ツイッターの情報によると,川瀬さんは金沢カレーのゴーゴーカレーが大好きとのこと。これにちなんで,私も金沢に戻る途中,(すでに夜10時を過ぎていましたが)ゴーゴー・カレーを食べてしまいました。チャイ5の後に55ということで,妙に良い感じで元気が出ました。

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