OEKのCD

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2018/10/09

#石川県立音楽堂 室内楽シリーズ 木管アンサンブルの響き。OEKの木管メンバーを中心とした「木管祭り」。オリジナル・アレンジの「牧神の午後」,「スペイン奇想曲」をはじめ,木管アンサンブルの多彩な魅力を伝えてくれました。#oekjp

今晩は,石川県立音楽堂室内楽シリーズ「木管アンサンブルの響き」を聞いてきました。昨年度までの室内楽シリーズは,交流ホールで行われることが多かったのですが,今年度はコンサートホールで行う方針になったようで,ゆったりと楽しんで来ました。つくづく,オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の木管パートの音色は美しいなぁと思いました。交流ホールの方がステージが近いメリットはありますたが,やはり,響きの美しさの点では,コンサートホールが上回っていますね。

今回の編成は,OEKの松木さん,加納さん,遠藤さん,柳浦さん,金星さんによる「木管五重奏」がベースで,そこに,クラリネット(各種)担当の松永彩子さん,アルト・サックスの角口圭都さん,ピアノの倉戸テルさんが加わっていました。

今回のプログラムで素晴らしかったのが,7曲全部,楽器編成が違っていた点です。最初のハイドンのディヴェルティメントは,基本メンバー5人。その後,クラリネットを中心としたメンデルスゾーンの曲,フルートのソロで始まるドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」の編曲版,オーボエを中心としたピアソラの「アディオス・ノニーノ」。そして後半は,ヤナーチェクの木管六重奏曲「青春」,最後に全員勢揃いのリムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」の編曲版。曲目の傾向もバラエティに富んでおり,木管アンサンブルの楽しさを味わうのに絶好の演奏会だったと思います。

今回の目玉だったのは,やはり今回の編成のために,松永彩子さんが編曲した「牧神の午後への前奏曲」と「スペイン奇想曲」だったと思います。通常の木管五重奏にアルト・サックスやバス・クラリネット。さらにはピアノやパーカッションも加わり,オリジナルのオーケストラ版とは一味違った,柔らかな響き,明快な躍動感...などを楽しませてくれました。

「牧神の午後」は,フルートの松木さやさんのソロで始まりましたが,その音を聞いただけで,別世界に連れて行ってくれるようでした。編曲者の松永さんへのインタビューでは,管楽器は弦楽器のようなロングトーンは苦手なので,いくつかの楽器に分担させた,といったことを語っていました。その色々な音の積み重ねや切り替わりも面白いと思いました。

ヤナーチェクの「青春」は,少々つかみ所のない雰囲気のない作品でしたが,管楽アンサンブル版の「スペイン奇想曲」は,オーケストラ版とは違った鮮やかさとまろやかさがあり,演奏会全体を楽しく締めてくれました。

最後,アンコールとして,ちょっとビッグ・バンド風の趣きのある,「アイ・ガット・リズム」が演奏されてお開きとなりました。この曲では,ソロを演奏した,角口圭都さんのアルト・サックスの柔らかく艶のある音も印象的でした。

このシリーズでは,メンバーのトークが入るのも楽しみですが,今回は「入れ替わり立ち替わり」だったのも,OEKファンには嬉しかったですね。そういったことも含め,「OEK木管祭り」といった明るい雰囲気に包まれ,会場全体にリラックスした空気があったのがとても良かったと思います。この木管シリーズは,是非,続編を期待したいと思います。

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