OEKのCD

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2019/02/03

本日はOEKの演奏会には行かず(すみません),小松シティ・フィルハーモニックの定期演奏会へ。聞き応え十分のベルリオーズの幻想交響曲,鶴見彩さんの独奏を加えたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番をしっかり楽しんできました。

本日の午後は,オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のファンタスティック・オーケストラ・コンサートで「殺陣」とオーケストラが共演する大変興味深い企画があったのですが...小松シティ・フィルハーモニックの第20回定期演奏会が行われるということで,こちらの方を聞いてきました。OEKファンとしては申し訳ないのですが...幻想交響曲とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を聞けるという選曲に負けてしまいました。

特に幻想交響曲の方は,OEKの編成で演奏するのは難しい曲であることに加え,独特の楽器編成なので,実演で「見て・聞いて楽しい」曲の代表ではないかと思います。今回の演奏は,全般にじっくりとしたテンポで,オーケストラをしっかりと鳴らした演奏で,気持ちよくこの曲を魅力を味わうことができました。

各楽章ごとに聞き所がありますが,やはり,オーケストラが全開になる第5楽章のフィナーレの開放感が素晴らしかったですね。金管楽器や打楽器が沢山出てくるのはベルリオーズならでは。小松の「うらら」で聞くと,各パートの音がしっかりと聞き分けられるので,各楽器の音の動きが非常に明快に感じられ,聞き応え十分でした。

第2楽章は,ハープ2台が入るのが「見所・聞き所」ですが,今回の演奏では,トランペット(コルネットでしょうか?)が華やかにオブリガードのメロディを演奏していたのも印象的でした。第3楽章では,まずコールアングレの音がくっきりと聞こえてきて素晴らしいと思いました。それに応える「舞台裏のオーボエ」の効果も面白いですね。楽章後半では,「舞台裏オーボエ」の回答がなくなってしまい,代わりに「4人で叩くティンパニ」が出てきます。この辺の「ちょっとホラーのような感じ」も実は好きだったりします。

この曲の場合,上記の楽器以外にも,Esクラリネット持ち替え,テューバ2本,ファゴット4本など,独特の編成になっているのですが,この日の演奏は,そういった楽器の効果をはっきりと聞き取ることができました。この曲が石川県内で実演で演奏されるときは,ほとんど毎回聞きに行っているのですが,本当に楽しめる曲だなぁと再認識できました。

前半は,ヨハン・シュトラウス2世の祝典行進曲が,「これぞ行進曲」というオーソドックスな感じで演奏された後,鶴見彩さんのピアノ独奏を加えて,チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が演奏されました。昨年の6月,同じホールで平野加奈さんと川瀬賢太郎さん指揮OEKと同じ曲を聞いたのですが,今回の鶴見さんの演奏もお見事でした。特に第3楽章のコーダ,ティンパニがバンと強打した後,オーケストラと一体となって,盛り上がっていく辺りのスリリングな感じが素晴らしかったですね。ピアノとオーケストラがしっかり主張し合いながら,テンポを合わせ,迫力十分の音楽を聞かせてくれました。「さすが,鶴見さん」という演奏だったと思います。

調べてみると,今年はベルリオーズ没後150年の年。今年は,全国的に幻想交響曲が演奏される機会が多いのかもしれませんね。そのスタートに相応しい演奏会だったと思います。

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