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« #鈴木雅明 オルガン・リサイタル:真夏のバッハ どの季節に聴いてもバッハの音楽の素晴らしさには揺らぎがありません。立派さだけでなく甘美さもあるのがオルガン音楽の魅力だと実感 #石川県立音楽堂 | トップページ | 甲子園の星稜対仙台育英戦を途中までテレビ観戦ご,IMAライジングスター・コンサート2019へ。今年も水準の高い演奏の連続。特に印象的だったのは #荒井里桜 さんと #ジュヒ・イム さんの演奏。甲子園同様,若い人たちの持つエネルギーの大きさを実感できました »

2019/08/12

おなじみの #ルドヴィート・カンタ さんと #鶴見彩 さんによる #フランス近代絵画と珠玉のラリック展 記念コンサート@ #石川県立美術館 展覧会と同時代の気分をヨーロッパと日本に分けて楽しむことができました。それにしても美術館は避暑にぴったり。カンタさんは連日の大活躍です。

本日は,石川県立美術館で行われている「フランス近代絵画と珠玉のラリック展」に合わせて,「移りゆく時代,挑戦する作曲家」と題して行われた無料コンサートを聞いてきました。演奏は,お馴染みのルドヴィート・カンタさんのチェロと鶴見彩さんのピアノによるデュオでした。

# それにしてもカンタさんは,連日,兼六園周辺で大活躍です。

演奏会のコンセプトは,展覧会の出展内容に合わせ,ドビュッシー,サティ,フォーレなど19世紀から20世紀初頭のフランスの作品が中心でしたが,もう少し幅を広げ,同時代に活躍した瀧廉太郎,成田為三,山田耕筰といった日本人作曲家の作品も取り上げていました。展覧会と同時代の気分をヨーロッパと日本に分けて楽しむことができました。

県立美術館のホールは,ややデッドですが,非常に音がクリアに聞こえますので,室内楽の演奏会にはぴったりです。曲想に応じて,2人の奏者の音の変化の面白さをしっかり楽しむことができました。

ドビュッシー最晩年のチェロ・ソナタには,楽章ごとにちょっとひねったようなキャラクターのある曲です。カンタさんの演奏は,枯れたような味,ユーモアを持った味から伸びやかな気分まで,色々な音を聞かせてくれました。サティの「ジムノペディ第1番」は,空調のよく効いた室内で効く快適音楽という感じでした。鶴見さんのクリアですっきりとした演奏は,猛暑の中の清涼剤になっていました。サティのジュ・トゥ・ヴの方は,チェロとピアノによるデュオで演奏されました。珍しい組み合わせだと思いますが,これが良かったですね。どこか2人の男女が粋な会話をしているようなムードがありました。

そしてお馴染みの日本歌曲,3曲。過去にもカンタさんの演奏で聞いたことがありますが,何というかカンタさんの十八番といっても良いと思います。落ち着きと味わい深さのある,誰もが納得という演奏でした。

最後のコーナーでは,イザイの無伴奏チェロの中の1楽章が暗くじっくり演奏された後(カンタさんは「暗い曲,イザイもそんな人」と言っていましたが,好きな曲なのだと思います),カサドの「愛の言葉」で熱く締めてくれました。どこかラテンの気分があり,夏の気分にもぴったりでした。

アンコールでは,フォーレのシチリアーノが演奏されました。一般的にはフルートのイメージのある曲ですが,チェロで演奏するとよりしっとり感が増す感じです。

それ以外に,テーマから外れる形でシューマンの「アダージョとアレグロ」が演奏されました。これもまた素晴らしい演奏でした。チェロの音は人間の声に近いと言われていますが,まさにそういう演奏で,前半は秘めた思いがしっかりと歌われ,後半ではそれが一気に湧き上がってきました。お二人の息もぴったりでした。

展覧会の方は,既に別の日に観ていたのですが,印象派,エコール・ド・パリなどの絵画作品に加え,ルネ・ラリックによるガラス工芸作品が多数展示されているのが特徴です。それにしても,夏の美術館は,避暑にも最適ですね。石川県立美術館は21美ほど混雑していないのも良いですね。

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