OEKのCD

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2022/05/17

今晩は1週間前に続いて,アビゲイル・ヤング・アンド・フレンズ第2夜@金沢市アートホールへ。ブラームスの五重奏曲2曲を中心に,弦楽四重奏プラス・ワンの音の厚みと楽しさを実感できる選曲。ヤングさんを中心とした熱いアンサンブルで会場もヒートアップ。遠藤文江さんの表情豊かなクラリネットも素晴らしかったですね。

今晩は,1週間前に続いて,アビゲイル・ヤング・アンド・フレンズと題した室内楽公演の第2夜を金沢市アートホールで聴いてきました。出演者は,OEKのコンサートマスター,アビゲイル・ヤングさん,首席第2ヴァイオリンの江原千絵さん,ヴィオラ客演首席奏者のダニイル・グリシンさん,チェロ奏者のソンジュン・キムさん,クラリネット奏者の遠藤文江さん。そして,客演のヴィオラ奏者の般若佳子さんの6人でした。

本日もブラームスの室内楽が中心でしたが,その前にシェーンベルクの若い時の室内楽曲が1曲入っていたのがヤングさんらしいところかもしれません。後年の無調音楽時代とは一味違った,ブラームスの音楽につながるような,ちょっとゴツゴツした感じの音楽がイントロダクションとして演奏されました。

その後は,クラリネット五重奏曲と弦楽五重奏曲第2番という五重奏曲2曲が演奏されました。先週は六重奏曲第1番が演奏されましたが,改めて,ブラームスの「やや大きめ」の室内楽作品の魅力を実感できました。それぞれ,弦楽四重奏プラス・ワンという編成でしたが,1つ加わることで音の厚みが増し,演奏の楽しさや起伏の大きさも増幅されている感じでした。

ブラームスのクラリネット五重奏曲を実演で聴くのは久しぶりのことです。ブラームスが作曲活動から引退していた時期(といってもまだ50代ですが)の作品ということで,全体的に物悲しい気分が溢れているのですが,遠藤さんのクラリネットの表現は大変多彩かつ力があり,ぐっと心に迫ってくるような瞬間が沢山ありました。この曲は結構暗いイメージを持っていたので,CDなどではあまり聞いてこなかったのですが,本日の演奏を聴いて,聞きどころに溢れた名曲だなぁと認識を新たにしました。

後半に演奏された,弦楽五重奏曲第2番はCDも持っておらず,聴くのもほぼ初めての作品でしたが,プログラムの解説(ヤングさんによる解説。大変充実したに内容でした)に書かれていたとおり,交響曲を思わせる充実した気分があり,演奏会の最後を締めるのに相応しい熱さがありました。

まず第1楽章の最初の輝かしい響きが素晴らしかったですね。ブラームスは,この曲を自分の最後の作品にしようとしていたらしいのですが,そのことが実感できるような全力をつぎ込んだようなエネルギーが溢れていました。中間の2つの楽章は哀愁の漂う穏やかさや懐かしさがあり,リラックスして聴くことができました。

最終楽章はどこかエキゾティックなハンガリー風のムード。楽章の最後はどんどんテンポを上げていくスリリングな演奏。ブラームス晩年の作品と思えない熱狂が素晴らしく,演奏会全体も大きく盛り上げてくれました。演奏後の拍手も大変盛大でした。アンコールでは,この熱狂をクールダウンするように,ブラームスの「子守歌」。すべてがピタリとはまった選曲でした。

アビゲイル・ヤングさんを中心とした2週連続の室内楽公演企画は,大成功だったと思います。ファンとしては続編を期待したいですね。シューマンやシューベルトでも同様の企画は実現可能だと思います。というわけで,是非,よろしく(?)お願いたします。

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